スカーレットとメイドの少年 後日談
私は、その日は来ないでとずっと願っていた…だけど残酷にもその日が来てしまった。前日は雨だった。
「あぁー!雨じゃん…」
と私が呟くと
「大丈夫?」
と私の専属メイド兼私の彼氏の露が言ってくれた。
「ぜーんぜん!お外で遊びたかったのに、雨が降っててお外で遊べないじゃん。」
「確かに、あ!明日は、僕たちが付き合って5年ですよ?」
と私を慰めるかのように露は言ってくれた。
「そうじゃん!」
と私が元気よく言って…
「プレゼント用意しないと!」
と私は言いながら自分の部屋に向かった。
「フラン」
──僕はそう言った。頑張って、気付かれないように…笑顔を作りながら…
──フランの部屋
私は、自分の部屋でプレゼントを考えた。
「露の好きなのは…オムライスだっけ?だけど、私料理苦手だなぁ…」
と私が思っていると。
《コンコン》と扉をノックする音が聞こえた。
「誰?」
と私が言うと。
「私です。」
と咲夜の声が聞こえた。
「あ!咲夜!入ってきていいよ!!」
と私が言うと
「では、失礼します。」
と言って咲夜が入ってきた。
「咲夜どうしたの?」
と私が言うと
「いえ、大したことではないのですが。」
そして、1泊置いて咲夜は
「子供は、作ってらっしゃいますか?」
と言ってきた。
「子供を作る?」
と私が聞くと。
「いえ、何でもありません。」
と咲夜が言ってきた。いや、本当になんだろう?コウノトリってのが運んで来るんじゃないの?と私は思った。
少しして、咲夜が帰ろうとしたので…
「待って!」
と私は呼び止めた
そしたら、
「なんでしょうか?」
と言って待ってくれた。
なので、私は
「露にオムライスを作ってあげたいから料理教えて…」
と言うと
「もちろん!いいですよ」
と笑顔で言ってくれた。
それから私は咲夜にスパルタ指導されながら料理を教わった。
──私は、レミリア。最近嫌な夢ばかり見る。フランが悲しむ夢。予知夢かただの夢か…ただの夢なら良いけど…と思っていた。
次の日、私はフランが珍しく料理をしていたので聞いてみた。
「ねぇ!何作ってるの?」
と私が聞くと…
「オムライス!」
とフランは返してくれた!そして、私は「誰に?」と聞くと、即答で
「露!」
とフランは言った。お姉ちゃんの分がないって思うと悲しいけど、フランが成長して嬉しかったた。
ただ、嫌な予感がまだ胸の奥らへんでざわついている。だから、警戒はしていたけどフランが露の部屋にオムライスを持っていった時点で露は床に倒れていた。
外傷は無かった。病気だと思って私は、クローゼットや、ベッドの下を探した。そしたら、ベッドの下に『お薬』と書かれた袋があった。
──私は、露が倒れているのを見つけた…いきなりのことだったから、作ったオムライスを地面に落としてしまった。だけど、そんな事を気にすることが出来なかった。
小悪魔や、パチェ、美鈴、咲夜、お姉様が紅魔館中を駆け回った。露を助けるために…なのに私は…ぼーっと立っていただけだった。
「つ…ゆ?」
そう言いながら私は露の手を握る、冷え切った手…今は夏なのに冬の手と同じくらいいや、それ以上に冷たかった…
そして、露はこの日死んだ──
てことで、終わりです。
次はふざけまくるかもしれませんwそれでは!




