無辜の少女と咎の吸血鬼 ep.6
前作と変えた所があるので前作と異なる場所があるかも…
──レミリアが吸血鬼になってから395年…(双子と吸血鬼からは605年ほど前)
レミリアは、野生生物の血を飲んでいた
「ん…んん…ぷはぁ、はぁ…はぁ……喉渇いた…」
癒えない喉の渇きに必死に耐えながら、ぶらぶらとそこら辺を歩く
ある一つの村にたどり着く
「ここは…村…か……少し品を見て良いものが無かったらすぐに去ろう」
そして、市場に向うが…
「無い…な……」
がっかりして村から去ろうとした時
「お、嬢ちゃん?こんな夜中に市場に来てどうした?親御さんは?なんか、欲しい物があったか?」
レミリアは、野菜を主に売っている優しそうな男の人に声をかけられた
「ぁ…えと…もう、子供とは言われるような年齢じゃないんだけどなぁ…」
レミリアの今の年齢は、約310歳くらい
「あ、それはすまん。ま、見た目は嬢ちゃんだし。嬢ちゃんとは呼ばせてもらうが……っで、欲しい物あったか?」
再度、男は問いた
「あ、いや…無かったです……」
(あまり長くいると血が飲みたくなるから……ただでさえ、渇き続けているのに〜〜!!)
「そっか…野菜は好きか?」
「野菜…いや…あまり……」
「そっか!なら、うちの野菜は甘いからどうだ一つやるよ。あぁ…金は取らん安心してな」
そして、男はトマトをレミリアに優しく渡す
「えあ、ありがとう…ございます?」
「いい、いい…感謝なんて、感謝されるようなことなんてしてないんだし」
レミリアは、小さくお辞儀してその場を去った
「あむ」
レミリアは、小さい口でトマトをかじる
「ん!?こ、これは…渇きが多少マシになった!?食べると言う行為でこれだから……飲み物にしたら吸うと言う行為とほぼ同じ感じに……ふふふ…ふふふふ」
興奮しすぎたのか気づいてないのかまぁまぁの声量で不気味な笑い方をする
不審な少女が、村の倉庫に入って行く
「あら?まぁ、関係ないし」
そして、レミリアは離れようとする
「おい!まただ!」
「あいつ、死にたいらしいな」
二人の男が倉庫へ入って行く
「……はぁ」
レミリアは、気づかれないように倉庫へ向う
少女は、村の倉庫の中で食料を盗ろうとしたとき
「おい…またかよ」
「次、盗ったら殺すって言ったよな」
二人の男村人が突槍を持って入ってきて、近づいてくる
「ご、ごめ…ん、なさい」
「謝ったって…もう遅」
目の前の村人一人が腹に大きな穴があいた
「佐々木…!?」
「あら…死んだ人の心配?まぁ…ついさっきまで生きていたからね。それで、彼が佐々木なら…君は田中とか?」
「っ」
「まぁ!合ってたわ…では、さようなら」
そして、田中の頭が消えた
「はぁ…弱いものいじめはいけないわよ」
レミリアは、少女の方へ向き
「名前は?」
「え?あ…フランドール…」
「そう」
(この感じ、この娘親とかいないのかしら…)
レミリアは、フランドールに手を差し伸べ
「私の家族にならない?」




