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お遊び  作者: 如月碧
双子と吸血鬼
13/14

双子と吸血鬼 ep.2

「いた…くない?」

雪は、その感覚に違和感を覚えていた。


「どう?痛くない?…血…おいしかったわよ。甘くて…ね?」

レミリアのその言葉に雪は背筋が凍るような恐怖を感じた。


「僕をどうする気なの…!」

雪はレミリアにそのような事を恐怖で声が大きくなりながらも聞いた。


「しー…もう、そんな大声で言ったらあなたの家族にバレちゃうじゃない…」

人指し指を雪の口元に立てる。

「そうね…どうする気かは、言った気がするけど…あなたを吸血鬼(私の家族)にするつもりよ」

レミリアは妖艶な笑みを浮かべながら言った。


その時、扉の奥から母親と父親の声が聞こえてきた。


「おい!何があったたんだ!」

「雪!どうしたの!大きな声を出して!」

雪の父親…紀伊(きい)と恵がそう叫んだ。


「うるさいなぁ…私は、今からお楽しみができると思ったのにー」

そんな、軽い口ぶりだが顔は苛立ちを隠せていない。


「っ…誰!」

そして、恵は扉を開けた。

「あなたは…」

恵は、レミリアの顔を見て何か知っているような顔だった。


「あ〜れ〜??ふ〜ん…そうだったんだ〜。へ〜」

レミリアは、何かを企んだような顔になり

「なおさら、欲しくなっちゃった」

そして、雪を抱きかかえる。


「え…!?」

雪は突然の事でびっくりしたが、それ以上に心地良感覚があった。


「おい…!」

紀伊は、何処からか出したライフルをレミリアの頭に向ける。


「そんな程度で私が死ぬとでも…?」

そして、レミリアはゆっくりと窓縁に手をかける。


「おぉりゃぁ!!!」

そして、紀伊は引き金に手をかけ、引いた。


その時、何処からか槍が飛んで…ライフル弾に当たり槍は消滅しライフル弾は床に溶けたような跡を残す。 


「は?」

紀伊が、困惑した顔・声でそう呟いたときには雪とレミリアが居なくなっていた。


「お父さん…?」

紀伊と恵の後ろから露が声を出す。


「あんたのせいよ!」

恵が露に向かってそんな理不尽な怒号を浴びせる


「雪は…?」

露は、自分が怒られていても雪の心配をした。

そんな、露を恵と紀伊は理不尽に怒号を浴びせ続けた。


──そして、10年の時が流れた。


「はぁ…何か不味い…美味しくない」

純白の翼の吸血鬼が殺された女性ヴァンパイアハンターの血を飲みながら言う


「そうかしら?」

レミリアが、その吸血鬼に向かって言う。


「うん、不味い…お母さん他にないの?」

その吸血鬼は、レミリアに向かって冷たく聞く。


「はぁ…雪。だいたいの人間はそんな味よ…トマトジュースは?」

そう言ってレミリアは吸血鬼になった…雪にトマトジュースを渡そうとした。


「要らない…美味しい人間の血…それが欲しい…」

雪はトマトジュースを受け取ったと思ったら何処かへ投げて、そう言った。


「はぁ、我儘…勘弁」

とレミリアはトマトジュースを拾って飲みながら言ったのだった。

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