明日を向く ep.2
次の日──
《今、──で大規模な──がはっせ……》
「んん…?」
私は、全身を焼くような熱さで目覚めた…
「何…これ」
私の周りには赤く染まる炎が広がっていた。
「あっつ…」
火の粉が肌に飛んでくる…何も出来なかった。
私に能力は〝無い〟あの時だってあの人を助けられなかった…助ける能力が無かったんだ…。
私には能力が貰えなかった…そうに…決まってる。
「ねぇ露…あなたとなら一緒にあの世にいてもいいよ?」
と私は空を見上げながら言った。
(死にたくないなぁ…)
私は心の中で本音を漏らしたのだった…
──私は、お姉様が警察署内から出てこない事を。
「お姉様まだかなぁ…」
私は燃え盛る警察署を見ながらそう言った。
その時、消防車がこちらにサイレンを流しながら来た…消防士がこちらに来て
「中に誰かいますか?」
と聞いてきた、
「は、はい…レミリア署長が居ます…」
と私はその質問に言った。
ただ、消防士は
「この火災、生きているだけでも奇跡です…最善は尽くしますが──」
と言った。そして、消火を始めた…
ただ、その言葉を言い放たれ私は
「お願いだから…お姉様まで、死なないでよ…そしたら、私…生きる理由が見つからないよ」
そう、大粒の涙を流しながら言った。
──そんな時、何かが建物に勢い良く放出される音が聞こえる。さっきのサイレンの音的に、消防車。つまり消火活動しに来たのだろう。
「え…」
ただ、私はすべての流れが速く。理解が追いつかなかった…そこからは速かった、火もすぐに消え、救助された。
「お姉様!」
とフランが私に抱きつく…まだ、頭の情報処理が追いつかない。ただ、この温もりが私を安心させたのだった




