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間奏の便り~追憶と追跡①

 どれほど優れた人格者でも、人間である以上は大きな間違いを犯す可能性がある。そう・・・・・・・・・正義の味方の警官様だって例外ではない。普段は是非とも関わりたくないお巡りさん。けれども何かしらの事故を起こしてしまったり、事件に巻き込まれたら、頼れる所は此処しかない。そして申し分なく頼りになる。解決してくれる。助けを求めた時点で安心してよい、大抵の場合はね。念の為に断っておくが、以下のことは超がつくほどのレアケース。九分九厘の人間は、こんな経験はしない。

 警察官とてあくまで人間。家族を、知人を、己の身を優先してしまう場面がゼロではない。義に反すると知りながら悪魔の囁きに従ってしまう。軽く、もう少し触れようか。加害者が知人で、被害者が赤の他人で、しかも知人が先輩か何かで切に頼まれて、真実を創れる人間が自分だけで。こんな時に本来すべき判断と為すべき行動が狂ってしまう可能性がない訳ではない、ということだ。被害者である自分が時間やら手間を考慮して選んだ結論は、泣き寝入り。だが決して忘れることはない。揉み消された自己の記録は消させない。

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