表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/72

理由⑤


 先生が5年生の時のお話です。クラスにとても可愛らしい女の子がいました。いつもニコニコしていて、男の子からも女の子からも、みんなから好かれていました―自己紹介を終えた4年3組はリラックスムード―皆さんは吃音(きつおん)とか(ども)りという言葉を訊いたことがありますか?これはね、物の言い始めがスムーズでないことを言います、こんな風に・・・―小澤先生の妙にリアルな実演―このように、話を始めるまでに少しだけ時間がかかってしまいます。いわゆる間が空いてしまいます。人と話をする時には、この間が大切な役割を果たします。

「好きな色は何色ですか?」

「あ、え・・・あぇ、う・・・あ、お、私の好きな色は青色です。」

間が空くと、会話のリズムが崩れます。物凄く非道い言い方をしますと、この女の子は普通に会話ができませんでした。―和んだ空気が鉛と化す―一旦、言葉が出てくれば流暢に話ができるのですが、どうしても第一声が難しい。間隔が空いてしまう。相手を待たせてしまう。結果、思いが伝わりにくい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ