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時間割りと時間泥棒⑨




 進が困ったことがあると、何はともあれ要に相談する。

「要ちゃん、時計を使ったゲームって、何かある?」

まだまだ質問の仕方はへたっぴだ。質問に至るまでの経緯を知らない人には、意図が動にも伝わらない。ん~?と要が首を傾げる。幼稚園で新しいゲームを教わったのかと訊くと、進はストップウォッチの(くだり)を話した。その瞬間、さながら名探偵の様に違和感を察した要。要はそのゲームを知らなかった。どうしてそのゲームをやることになったのと問えば、自分が時間を守らなかった所から正直に説明を始めた進。そして自分は時計が嫌いと言ったら、岡部先生が時計を好きになるようストップウォッチを用意してくれたのだと。

さて、進の質問に答えるならば、要は時計を使ったゲームを知らない。加えて特に時計を嫌いになったこともないから、どうにも進の力になれそうにない。う~ん・・・どうかな。お母さん、許してくれるかな。もちろん進の告げ口をするつもりはなかったし、なんならおそらく、連絡ノートで先生からお母さんに伝わっているはずだ。むしろその方がオーケーしてくれるかもしれない。

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