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間奏の便り②
卒園式からおよそ2ヶ月、すみれ組の同窓会が行われた。企画したのは清香ちゃんと岡部先生。こういうことを計画、そして実行に移せるのはやっぱり女性陣。男なんて目の前と自分のことで精一杯。懐かしい思い出を振り返ろうとか、ちょっとでも変わった自分を見てもらおうとか、小学校生活はどうとかいう心の余裕と広い視野とサービス精神に乏しいから困ってしまう。やはり小学生くらいまでは(いや、ずっとかな)女の子の方がずっとしっかりしているものだ。精神的には2つも3つも上なんだろうな。
会場は正徳幼稚園、すみれ年長組の教室。案の定、男共は感謝の言葉も述べずに男同士でバカ話ばかりしていた。ちゃんと先生にご挨拶するのよ、お母さんの心配はやっぱり的中してしまう。それでも、お菓子やジュースを口にしながら少しずつ場に馴染んでくると心が素直に、正直になる。皆が自然と岡部先生を囲うように集い、己の現状なんかを拙く喋ったりする。それだけでも先生は子供達の成長を感じられる。それがこの仕事の最大のご褒美。たとえ子供達が自分達を忘れようとも、自分達の記憶が廃れようとも、今この瞬間があればいい。




