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Non-daily love  作者: 美果
13/23

卒業式

暖かい春の日差しがふりそそぐ中


卒業式が行われた


皆とも当分お別れ


ありきたりな袴姿に身を包み望む


最後の集合写真

あちこちで撮っている


そんな中 遺影を持ち撮っている人を見かけた


「あっ あの人!」

と 視線を向けていると

後ろの方から小声で

「あの人 好きな子 うちの学部にいたんだって」

って


そして 写真を撮り終えた人達が

私の前を通りすぎるときに

顔を見られながら

「好きだったんだって」

って 言われた…


何?どういうこと?

まさか あの人が私のことを?


その後の送別会で クラスメイトからも

遠回しに言われ

私だったんだと判った


ということは 両思いだった

ということ


片思いだと思っていたのに

さらにショック…


なら 尚更付き合いたかった

もやもや感が拭えない


なんだ…そうだったんだ…


互いに奥手すぎる

あぁ



今日で学生生活が 終わった






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