63/68
キミコソ ガ アイ ノ アフレル ヤサシイヒト
世界は……
(『世界は』とは、
また 大きく出たな)
世界は……やさしい。
(?)
君は我が身もカエリミズ、つくそう と したのだろう。そして失敗する。オノレモ、相手も、周囲も傷付けて、汚泥にマミレル。世界はソウできている。なぜなら、君が君を満たそうとしていないから。渇いた君が他者を満たそうとして、渇望を伝染しているのだ。滑稽だ。幸せを満たそうとして、満たそうとした相手の幸せさえ君が奪い取ったのだ。
君が憧れるあのひとと、何が違うのかと思っただろう。愛だ!愛だ!愛だ!君は君こそが愛の化身だと思っているのだろう!『我が身もカエリミズ』渇望を振り撒く君こそが愛だと思っているのだろう。憧れのあのひとはそんなことを考えていない。考えていない。
君はすべてを見下しているのだ。すべての生き物はここまで生き残って来た強さがあるのに。君は君が愛さないと壊れると思っているのだろう。君こそが渇望を振り撒いているのに!




