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残していいのは足跡だけ。持ち帰っていいのは思い出だけ。

「魔石事件は解決したけど、問題はあまり解決してないのでは?」

「良いよ。何も起きなかった。魔石なんて無かった。一番綺麗な解決でしょ?」

「超常現象対策としては、ですけどね」

「魔石をお互いへの思いで発動させるくらい思いあっているんだ。まぁ、悪いようにはならないさ」

「化け猫少女は救われますか?」

「救われるか救われないかは分からない。日々を生きて行くのでしょう。友達の少女の手を取ったのだから」

化け猫少女の二人は抱きしめあって泣いている。ステッキを振った。きらきらした光と、甘い香りがした。

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