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闇夜に君の影を踏む

きれいだって思った。

ただ一連の動作を彼女は繰返していた。

緩急。目で追う。

足と地面のたてる音。

空気のゆれる感じ。

一度、話し掛けたことがあった。

近くの道場の子だって聞いた。

あまり道場には関わってないよ、って聞いた。

闘うことが好きなわけじゃないよ、って。

私は、深い意味は分からなくて。深く聴く勇気もなくて。

でも、彼女のそれは、ずっと見ていたくて。


彼女が、もっと強くなれば、もっと続けてくれるのかな? なんて、漠然と思った。

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