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暗闇に影を探して
「黒パーカー先生」
「うん。まあねぇ」
「怪しいところに心当たりは?」
「怪しいって言ってもね。うちの道場もそんなに流行ってる訳でもないしね。最近のことは詳しくないし」
「今は交流は無いのです?」
「この姿で行ったところでね」
「?」
「まぁ。研修でも似たようなことを言ったけど。超人的力が欲しくて武術を習いに来る人は居る。何はともあれ、とりあえず、普通に鍛練を積まにゃならん。話はそれからで、そしてその先でも超常的超人的力を得ることはまずない。魔法少女的に言うなら『超常現象的武術が欲しくて来た客に、なだめすかして、鍛練を積ませて、武術を日常にしてもらう』って感じかな」




