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風見鶏が飛んでいった  作者: 藍内
3/3

風見鶏戻ってきた、だけど

 翌日の、朝日が昇ってくる頃に、神父さんが珍しく朝一番に教会に来て、鶏が戻って来たのを発見した。何事も、なかったように堂々と、元の場所にいた風見鶏。


 みんなこぞって、大喜び。日曜でもないのに教会へ。

 ピーターに、誘われ私も教会へ。鳥を眺めたその後に、礼拝堂に入ってみると、おかしな事に気がついた。

 十字架の、イエス様の頭にのっていた、茨の冠無くなっている。

「風見鶏が食べたのか?」

 ピーターぼそりと呟いた時、どこからともなく、

「コケコッコー」

 と、満足そうな泣き声が。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 童話のようなお話で心がほっこりしました。 風見鶏って最近見ないですよね。
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