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風見鶏が飛んでいった  作者: 藍内
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風見鶏に、なってみようか

 ピーター、意見を変えずに教会へ行く。屋根の上へと登り出し、私もつられて梯子を登る。

 教会の、屋根から村を見下ろすと、色んな物が良く見えた。それもそのはずこの教会、丘の上に立っている。丘は端っこ、時々崩れたりするけれど「まだまだしばらく大丈夫」そう言った神父さん、次の教会お探し中。


 熱心に風景眺めたピーターは、

「なんていい景色だろう。村が足下に広がってるようだ」

 私がゆっくりうなずくと、ピーター梯子を使って降り始める。

「屋根の上、眺めは良いけど結構怖いね」

 風見鶏になるのは止めたらしい。

「レイラが鶏に、なってみる?」

「鶏になる気は生涯ないわ」

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