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専業主夫、希望します!

専業主夫、希望します!~そうしてこうなった

作者: 高倉良夜

「無職だから」と切り捨てた相手と付き合うことになったけど、これって思ったよりも優良物件だったのではと気づいて、望む言葉を引き出すまでの有子の気持の軌跡です。

 有子は頭を抱えた。まさかこんなことになろうとは。


 先日、父方の伯母の夫、つまり伯父さんが、有子も勤務している某省の事務次官に就任し、内輪でお祝いをした。


 内輪とはいっても、親戚縁者はそれなりの人数になるので、ホテルの宴会場での開催だった。そこで隣に座った男性からいきなりおつきあいをしたいと言われたのだ。


 目鼻立ちは整い、すっきりした印象で、そこのところは有子的に合格だった。が、その男性が無職であることをたまたま有子は知っていた。三ヶ月ほど前に大学時代のゼミの同窓会があって、その出席者名簿にその男性の名があったのだ。「坂上柾、無職」と。


 有子たちが卒業した大学は、それなりに有名であり、卒業生は有名企業だったり、弁護士だったり、いろいろな分野で活躍している人が多い。そんな中で、まだ若い、有子よりも七学年上でしかないその先輩が無職だということでなんとなく記憶に残っていたのだった。


 ゼミの先輩であるその男性は、その同窓会ので有子を見初めたのだと言う。そんなことを言われても、有子にとってはなんのことやらしらんがな、である。

 実質初対面の人物につきあってほしいと請われても、はいそうですかとうなずけるほど軽くはない。いずれは結婚したいなあと思っても、仕事が忙しいので、男性とつきあう暇などない。


 それに、無職はないなと思った。断ったところ理由を聞かれたので、そのことを率直に告げてしまった。ゼミの同窓会に行かなければ二度と会うこともないだろうと、特に気にもとめていなかった。


 その後、そんなことがあったことすら忘れていたある日、母が鬼の形相で迫ってきた

のだった。


 そして知らされた「坂上柾、無職」の事情とは、無職は無職でも、あくせく働く必要がないから無職なのだというのだった。


 おまけに、無職であることが問題であると決めつけた挙げ句に交際を断ったことについて母親が嘆き悲しんだ。

 これには参った。言われてみればそのとおりで、人には様々な事情があって、働けなかったり働かなかったりするのだ。母が言うとおり確かにそうだ、と今更ながらに己の言動を顧みて恥ずかしくなった。


 頭を抱えている理由は以上のとおり。二日後にその坂上氏と会うことになったと母親に告げられ、まずは謝罪をと意気込んだ有子である。


 会談の結果、なぜか有子は坂上氏との交際をスタートさせることになった。


 はめられたとしか言い様がない。坂上氏の姉を名乗る女性は、挨拶を交わすなり、「わたしのことは冴子さんと呼んでちょうだいね。有子ちゃんと及びしてよろしいかしら」とにこやかにのたまった。


「有子ちゃん」呼びはいかがなものかと内心思わないでもなかった。けれど、にっこり笑う冴子の実弟に非常に失礼なことをした覚えがある有子としてはNOといえるはずもなく、「よろしくおねがいします」と頭を下げるほかなかった。


 冴子は笑いながら祝賀会からの弟の行動について話してくれた。


「あなたに振られて柾は本気で就職しようと頑張ったのだけど、なかなかうまくいかなくて。当然のことだと思うわ。これまで働いたことがないんですものね。お友達に相談したみたいで、とうとう会社を設立して社長に納まったわ。これまで真面目になにかに取り組もうなんて思っていなかった柾がこんなことまでするなんて、両親もわたしもほんとうに驚いているの。これも有子ちゃんのおかげね」


 娘が弟さんに失礼なことをして申し訳ないと頭を下げる母親を見て、反省しきりの有子である。反省しきりであったから、坂上氏が部屋に入ってきたとき、ぱっと立ち上がって頭を下げたのだった。


 その後、名刺を渡された有子は、ますます縮こまった。余計なことをさせてしまったと改めて申し訳なく思ったのだ。


 そして、まさかの冴子からの爆弾投下である。この場であの日の交際申し込みのリベンジを果たせと、冴子は弟に厳命した。


 これって、断れないやつだと即断した自分を褒めたい。これだけ当事者とその姉に頭を下げ、母親にまでさんざん頭を下げさせた挙げ句、坂上氏からの交際申し込みを断る勇気も度胸も持ち合わせていない有子であった。

 坂上氏からの改めての交際申し込みに有子が不承不承ながらも諾と返答をすると、冴子がにんまり笑ったのを有子は見逃さなかった。


 まさかまさかの展開である。男性との交際など考えていなかった有子が頭を抱えるのも無理はない。……と思いたい。


 有子にとっては青天の霹靂のような交際開始であった。相手の人となりはほぼ知らないといっても過言ではなく、不安を抱いての交際スタートであった。しかし、いざ交際を始めてみれば、坂上氏はとてもつきあいやすい相手だった。


 共通の話題などないと思っていたので話題を心配していたが、有子の都合のよい日時にセッティングした最初のデートのとき、仕事がらみで遅刻してしまい、有子の仕事の忙しさが話題になった。


 その結果、日々の激務でたまりにたまった、理不尽な上司やちょっとおかしな先輩のことを愚痴ったところ、坂上氏は口もはさまず、穏やかに相づちをうちながら、ずっと聞いてくれた。あれこれ全部話し終えた有子は、とてもすっきりして心が軽くなった。

 日頃のストレスがたまっていたのだと実感した出来事である。


 さすがに我に返って「こんな話を延々としてしまってすいません」と謝罪すると、「違った世界のことがいろいろ聞けて面白いです。いくらでも聞かせてください」と穏やかな笑みが返ってきた。その言葉に甘えて、デートのたびに仕事で納得できなかったことや変だと感じたことを話すようになった。いやな顔ひとつせず、いつもにこにこと聞いてくれる坂上氏は、最近では有子の心のデトックス役である。ああ癒やされる。


 おまけに、有子の偏った趣味についても耳を傾けてくれるのだ!

 好きな本もアニメもともに語れる身近な友人がいない有子にとって、熱いオタク魂がほとばしっても穏やかに聞いてくれるその存在が有り難い。聞いてくれるだけでも有り難いのに、坂上氏は、なんと、有子が推すそれらを読んだり視聴したりしてくれたのだ。

 これで坂上氏に対する好感度が格段に上がったことを有子は自覚した。

 有子の一言で仕事を始めようとしたり、有子が好きだからと知らなかったアニメの世界に入ったり、そういった行動が有子への関心の高さを感じさせ、心のどこかをくすぐられるのだ。

 ……わたしって胃袋ではなく、こっち方面で心を掴まれるタイプだったのね。


 坂上氏が、日曜でも土曜でも、外出先に仕事が追いかけてくる有子を気遣ってくれたことには結果的に心から感謝した。


 実家住まいでいわゆる家事の類いは両親に任せきりな有子であるから、土日にたまった家事をこなす必要はない。けれども、土日のどちらかを坂上氏と出かけるとなると、休養に充てる日がなくなってしまうのだ。


 つまり、これまでの土日のうちどちらか一日はたまった仕事をするため出勤しなくてはならない状態だったのだ。その上ほぼ連日の深夜勤。ブラックである。ワークライフバランスという言葉は某省の辞書にはない。本省に戻って以来、週休二日など、とうの昔にあきらめている有子である。


「都合のいいときに連絡してくれれば、僕はいつでも大丈夫だから。気にしないで連絡してくれるとうれしい」


 坂上氏からそう提案されたとき、実は有子はためらった。土日を除けば連絡できるのは夜、それも遅い時刻に限られる。そんなタイミングで連絡して良いものか。そもそもそんな遅い時刻のデートというのはちょっとハードルが高い。それに、早く帰宅できるのであれば早く帰って眠りたいのだ。平日の有子は、帰宅するなり、「風呂、飯、寝る」のおっさん状態なのだ。場合によっては「風呂、寝る」だけのときもある。


「一時間でも、ほんの少しでも、負担にならない程度に会えればうれしい。土日にこうして会うのはたいへんそうだよね。お休みがなくなってしまって。でも、僕は有沢さんと会いたいし、いろいろ話したい。無理かな」

「ほんとに、ほんっとうに、遅くなっちゃいますけど、いいですか?」

「もちろん。僕が無理を言っているんだから、いつでも大丈夫だよ。知ってのとおり、時間に融通はききまくりだし」

 そう言っておどけたように坂上氏が笑うので、有子はわかりましたとうなずいた。


 そんなこんなで夜デート。

 遅く始まる飲み会と考えればできないことはないと気づくと、それなりに工夫すれば坂上氏に連絡できる日は思ったより早く訪れた。


 早く帰れる見込みを立てて、仕事帰りに会えますと連絡したところ、『連絡ありがとうございます。時間と場所は有沢さんの都合に合わせます。連絡ください』と返事がきた。

 それ以来、どこで会うかは有子が決めることになっている。いわゆる暗黙の了解というやつだ。


 もちろん、有子の帰宅の都合に合わせて、職場の近く、かつ職場と家の経路上にある店をいくつかピックアップしているので、全く問題はない。


 それに加えて、「僕が無理言って会ってもらっているから」と飲み代は坂上氏負担なのだ。

 せめて割り勘でと有子が財布を出そうとしたら、「有沢さんの時間をもらった上に、支払いをさせてしまったら、僕は自分を許せない」と言って、それはそれは悲しそうな顔をするのだ。


 坂上氏は有子よりはるかに高所得だと知っているし、超高級店ならともかく、有子が選ぶごく当たり前のバルやワインバーの会計程度ではどう考えても坂上氏の負担になる額ではない。回数とて有子が多忙なため、せいぜい月に一回程度なのだ。多くても二回。そう割り切って、それ以降、自分で出すとは言わなくなった有子である。


 ついでに言えば、夜デートのときの帰宅の足はタクシーだ。坂上氏に、自分もタクシーで帰るからと同乗を促され、遠回りになるのに有子の家に送り届けられる。ついでだからと料金を受け取らないのもお約束である。


「ねえねえ有沢ちゃん、最近、つきあっている人がいるんでしょ?」


 ある日、同期の女性三人が集まった飲み会で尋ねられた。同期からの誘いを何回か断ったので、気づかれていたのだ。隠すはなしでもないので、有子はうなずいた。それをきっかけに、つきあいに至るまでのいきさつから、坂上柾という人物について根掘り葉掘り聞かれることとなった。どうやらそれを狙っての飲み会だったようだと気づいたときには洗いざらい話をさせられた後だった。


「それで、結婚、考えてるの?」

「う~ん。そこまではどうかなあ。いずれはしたいとは思うけど……」


「でも、あっちはそのつもりなんじゃないの? もう三十二歳なんでしょ? 常識的に言って、それを前提にしていなかったら、お姉さんが出てくるはずないし、お見合い紛いのこと、しないでしょ」

「坂上氏からはそういう話は出たことないよ」


「そりゃ、当然のことだから言わないだけでしょ。有沢さ、こんな良い条件のひと、二度と出会わないかもしれないんだから、逃がしちゃだめだよ」

「良い条件?」


「だって、うちらのキャリアのこと考えてみてよ。あと数年もすると、またどこかの県とかで仕事するでしょ。そのときに、もし結婚していたら、相手に仕事があればほぼ間違いなく単身赴任でしょ。在宅勤務がメインの企業に勤務している相手ならともかく」

「だね。高田っちの言うとおり、うちらの同業者じゃまず単身しかないし、そのあとの子育てを考えてもちょっとどころじゃなく悩むよね」

 もう一人の友人も同意する。たしかにと有子もうなずき、自嘲気味に笑った。

「まあ、たしかにこの状態だもんなあ……」


 本日の飲み会も、開始時刻は九時近い。もちろん夜の九時である。有子は苦笑を収め、真顔になった。

「高田っちの言いたいことはわかった。つまり、坂上氏が仕事をしていないから、その気なら専業でなんでもできるでしょってことね。考えてもみなかった」


 有子が目を丸くすると、高田っちと呼ばれた友人があきれた。

「結婚したいって願望があるわりに何も考えてないじゃん。矢田も何か言ってやってよ」


「そうだね。その坂上って人は、普通の仕事がなくても立派に食べていけるんでしょう? 経済的に、有子に寄りかかりっぱなしになることもないわけよね。うちらの収入で奥さん専業の人だっているんだから、問題ないとしても、いざというときの保険はほしいものね。その点、安心だよね。定職がない分、住む場所はどこでも選べそうだし。いずれ長男ってことで戻るにしても、若いうちは大丈夫そうだよね。それに、話を聞く限りでは優しくて有子の話もちゃんと聞いてくれて、いろいろ気も遣ってくれる。悪い人じゃなさそうだし。そう言う意味では優良物件ともいえなくないよね。でも、肝心のこと、忘れてない?」


「肝心のことって?」

 有子が首を傾げると、矢田はチッチッチと人差し指を左右に振った。

「それはもちろん、坂上氏が家事全般できるかどうかってことよ」


 家事全般任せるつもりでいるのかというツッコミはなしだ。フルタイムどころではなく働く有子たちにとって、家事ができない配偶者などありえない。大人になったお子様というお荷物をかかえるくらいなら、コンビニ生活になろうとも独り身でいるほうがどれほど楽か。なるほどと有子と高田は納得した。


 そんな飲み会を経て、有子は坂上氏との関係をいろいろな角度から考える心持ちになった。流されるままに交際をしてきたが、さすがにずるずると会い続けるのは良くないのではと考えるようになったのだ。机に向かい、結婚を前提にしてつきあう場合のメリットとデメリットを書き出してみる。左にメリット、右にデメリット。


 左に、「経済的安定を持っている、異同の際の同伴は高確率で可能、やさしい、まあまあかっこいい、話を聞いてくれる、癒やし、一緒にいると楽しい、心地よい、たぶん頼めば家事もやってくれるだろう」と記入した。

 右に、「デートに時間がとられる」と書いた。そこでペンが止まった。デメリットを思いつけないのだ。


 これなら、結婚してしまえばデートに時間をとられることもなくて、問題解決するのでは? と訳の分からない結論に至りそうになって、ひとまずこの路線で考えるのをやめた。


 ならばと結婚の可能性抜きでこのままつきあうのか、と考えることにした。となると、有子がまたどこかの県に赴任すれば切れてしまうだろうと想定するのが妥当だろうと思う。坂上氏とのつきあいは楽しい。楽しいが、どうせいずれ切れてしまう関係ならばつきあうだけ時間の無駄ではないかと思えてきた。


 そこではたと気づく。

 坂上氏は、有子との結婚を望んでいるのだろうか?

 最も肝心なことなのに、分かっていないなんて!

 有子は再び頭を抱えた。

 わたしから確かめなくてはいけない案件なのか、これ?


 だがここで、もっと肝心なことに有子は気づいていなかった。

 そもそも、有子自身が坂上氏との結婚を望むのか?


 有子の脳内で各種検討が実施されているうちにも日々の暮らしは流れていく。その日、数週間ぶりに時間を確保した有子は、気に入っているワインバーを指定して、坂上氏と会うことにした。


 話の流れの中で、坂上氏の姉が話題に上り、その流れであの日の謝罪に至る経緯を説明する運びとなった。「あのときは坂上さんのことを何も知らなくて、それなのにあんなことを言ってしまって、ごめんなさい」と改めて謝罪すると、「今は僕のことをどう思っているのか」と問われた。


 坂上氏からの問いを受け、有子は思案した。

 二人の関係を確認するための問いは、交際を開始してから初めてのことだった。

 有子が坂上氏をどう思っているのか、これまで一切話したことはない。これはいろいろなことを確かめるチャンスかもしれないと思った。


 そこで、自分の話をよく聞いてくれて、都合もこちらに合わせてくれるとてもいい人だと思うと伝えると、坂上氏は、自分は暇だからと自嘲気味に答えた。

 そうではないだろうと、有子は思った。

 いくら暇だからといって、いつ都合がつくかも分からない有子の仕事の状況を理解した上で、突然の誘いを受けてくれるのは坂上氏だけではないかと思う。突然の連絡にも、いやな顔一つせず、有子が指定した店ににこにこ顔で現れる坂上氏を見て、何度ほっとしたことか。

 やってきた坂上氏に愚痴を聞いてもらい、オタク語りを聞いてもらい、すっかり癒やされて有子は家に帰るのだ。一人なら悔し涙でやけ酒になるところを、坂上氏のおかげで笑い話に変えて、ぐっすり眠れたこともある。そうして、また時間をひねり出して会いたいなと思いつつタクシーを降りるのだ。


 あれ、わたし、坂上氏と一緒に過ごすのがうれしいのか。

 有子は気づいた。そうなのか。

 ……うん。そうなんだ。

 わたしは、坂上氏と一緒にいたい。


 それでいいんじゃないの、と高田の声が聞こえたような気がした。有子は思わず笑ってしまった。

 だから、言ってみた。自分の仕事は各地と東京を数年単位で行ったり来たりする可能性が非常に高いことを。ずるいかもしれないけれど、坂上氏がどんな返答をするのか、聞いてみたかった。


 すると、坂上氏は、たいへんな仕事だが続けたいのだろうと問いかけてきた。

 有子は、当然続けたい、けれども、先輩の話にかこつけて、結婚にはいろいろハードルが高いのだ、専業主夫にあこがれるのだ、とこれまた試すように話してみた。


 すると、坂上氏がにっこり笑うではないか。

「専業主夫。問題ないよ。僕はどこにでもついて行くから」


 有子の脳内でファンファーレが鳴り響いた。

 ついて行くって言ったよ、この人!

 ついて行けるじゃなくて!


 どうやら脳内の浮かれ具合はダダ漏れだったらしく、坂上氏が、「もちろん」と返事をした。「もちろん」ついて行くという意味だろうと、さらにきらきらのファンファーレが奏でられる。だから、思わずお願いしてしまった。


「じゃあ、坂上さん、家事スキル、磨いてくださいね!」


柾が可愛くなってきたので、この続きが書けたらいいなと思っています。


※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

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