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爆炎の世紀  作者: 愛媛のふーさん
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折れた十六夜4

 蓮は折れた十六夜と棚に置かれていた着替え(今日着て居たのと全く同じ物の新品が買い揃えられた物)を持って、医務室の更衣コーナーへアリスに一礼して向かった。着替えて出ると山口平馬、通称、平さんが待っている。

「あずみ君は調査部で、遼に事情を話してる。現場の状況から〈極炎〉進藤新と蓮が闘い敗北は判るんだが、止め差して無かったのが幸いかつ不可解でな。何分位闘ったかポイントでって、アリスから少しは説明受けたか?」

「はい。30分がタイムリミットって。僕、進藤の剣道のライバルだった従兄が居て、間接的に知り合いだった訳で殺すどころか怪我させる気もなかった様子だったです」

「そう言う訳か。怪我させたのは弾みか?」

「二人共に真っ二つに刀が折れて勢い余った結果です。ナイツと、敵対するみたいなのに嘗められたもんだ」

「正確には敵対する組織に曾て居た。発現してナイツではなく〈使徒しと〉が保護した。其処で戦闘訓練積んだ。復讐に生きていて殺人を厭わないので馴染みがよかったみたいだが、組織の歯車にされるのが嫌で自分の組織を欲し、使徒を飛び出た。対立する異能者の秘密結社両方から狙われらるアウトローだ。今は、独自に両結社が拾い損ねた異能者集めているらしい。あいつはそれを可能に出来る程強い」

「従兄から、警察官って聞いてたんですけど?」

「公安に6年前移って、5年半前にカルト集団に潜入したんだが、公安のミスで正体がバレた。公安は進藤を切り捨てた。リンチの末生きながら焼かれた、その時発現してカルト集団全員焼き殺しにする。その反応は使徒も嗅ぎ付けた。進藤は公安を恨んでたから、ナイツと敵対する組織に飛びついた」

「ネオクルセーダーズ、新十字軍の火災事件は内輪揉めの末じゃないんですね。進藤が...」

「公安の工作さ」

「ま、ナイツも色々と公安や警察に工作してもらっているし」

「其処さ。ナイツは公安と協力関係にある。したがって進藤の復讐対象だったから使徒に走った。しかし、抜けてからは邪魔しないなら無視、手出しすれば殺すが奴のやり方。だから、闘った蓮が生きてたのが幸いで不可解だった。甘い所、あるんだな」

「剣兄ちゃん、従兄はライバルだったけど親友のノリに近かったです。その従兄に特別可愛がられてたから、僕。だからでしょう」

「復讐の鬼も人の子か。今の復讐対象は公安と政府だな。潜伏で裏社会生活して世の欺瞞に気づいたって所だろう。気持ちは解るが、やってる事は殺し。ま、ナイツもどっこいどっこいだが数がな、認められん」

「はぁ」

「歩きなが事情聴取完了。ほれ、あずみ君が待ってるぞ」

調査部の面談ブースの扉の前に着いている。ノックして

「蓮です」

言うや否や扉が開いて、あずみが飛び出してくる。胸を触って。

「大丈夫?」

「傷一つ無いよ」

あずみは涙ぐみなから微笑みを浮かべた。蓮は可愛いと思った。


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