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爆炎の世紀  作者: 愛媛のふーさん
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折れた十六夜3

 三島あずみは嫌な予感に襲われた。蓮から連絡が無いのだ。蓮に何かあるとは思えないが、こんな事は初めてなので何故か不安だった。蓮とは数十メートル。しかし、近寄るなと、蓮からもナイツの上司からも口を酸っぱく言われている。不意にスマホが鳴る。ナイツ支給の方だ。蓮の個別着信音「米津玄師の『Lemon』」不安なまま、でた。

「もしもし蓮。どうしたの?何か言って。蓮!蓮!!蓮!!!」

緊急事態だと嫌でも判る。慌てて、しかし冷静に一旦スマホをきる。ナイツの上司に連絡する。

「あずみです。エマージェンシーです!スマホで連絡して来ても応答が有りません。蓮に何かあったみたいです。場所は都内に向かう途中の・・・」

あずみは祈ってナイツの救援を待った。一秒が一時間以上に感じながら。

「早く。早く!早く!!」


 蓮はナイツの医務室で目を覚ました。状況がすぐには分からない。えっと、あずみと映画デートに行く途中で。辻斬りみたいな現場に駆け付けて。剣兄ちゃんのライバルの進藤新が包帯男の辻斬りで、闘い。十六夜が折れて斬られた。胸を見て見る。傷は何一つ無い。綺麗なままだ。十六夜は?いのりつつ見ると刀身の半ばから先が無い。

「夢じゃない。綺麗なままなのは?」

「蓮。あずみに感謝するのよ。連絡速早かったのと私、アリスが帰って来てたから傷残らずに済んだんだからね。あの〈極炎ごくえん〉相手に十六夜折れたのと重傷で済んだのは日頃の訓練の賜物ネ」

〈ペアー〉ことヒーラーの能力者〈アリス・パーカー〉がやれやれといった感じに白衣に眼鏡で佇んで居た。

「ありがとうございます。そういや帰ってましたね。其に、訓練と任務外は商社ナイツの嘱託医だった。極炎て進藤のコードネームですか?亡き従兄のライバルだったのでぼくの事話題に上がってて、殺す気無ったんじゃないかな」

「敵としてのコードネームね。世間は狭いか。間接的に知り合いだった訳だ」

「怪我させる気も、無かったかと。爆発でぶっ飛ばしたかったのが刀二人共に真っ二つで、勢い余った感じ」

「〈爆斬ばくざん〉か。炎飛ばすのが〈炎斬えんざん〉この2つしか使えなくとも、私たちナイツのエージェントで勝てる者は皆無。Sランクの敵ヨ。サトリと、日本一3連覇の剣技で私達を圧倒する。林さん〈棋士きし〉の予知と私達の連携で千日手」

「其れほど...」

「全身を火傷している。普通なら死んでるけど、炎の異能力を発現して生き延びた。常人の数10倍のパワー、スピード、耐久力。に為ってね。劣化版の千堂の〈雷帝モード〉や私の身体強化ね。とにかく強い。ただし30分だけの。それ以上は体温が上がり過ぎで気絶するらしい。本人の弁だけど、嘘じゃないと林さんが保証した。進藤の話は此くらいで、あずみに無事な顔見せなさい。本気じゃない進藤に遣られて情けないのは置いといて、あずみ自分の方が死ぬ位心配してたんだから」

「はい」 

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