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爆炎の世紀  作者: 愛媛のふーさん
19/25

時間稼ぎに汲々4

 最後のβ(ベータ)の所在は苦労してる。γ(ガンマ)の所在の緑川と冴子がスマホ出来るまで1時間無駄にして,焦りでナイツも警察も公安も空回り気味で出だしが悪かっった。時間が迫る中、とある市民病院でβを発見。清十郎(業炎)とアリス「ペアー」の前衛重視バディペアが現着。βは特殊な異能者だ。半炎半冷。左半身から炎熱を、右半身から氷冷を。右で極限迄冷やした空気を左で一気に熱し物凄い圧の衝撃波を放つ。温め冷やすので身体に負荷が無く。スタミナも有る。遠距離で固定で膠着する。

「タイムリミット迄どれ位だ?」

「三十分あるけど」

「じゃ。サクッと片付けるか」

清十郎は小太刀二刀流(こだちにとうりゅう)を使う。其の「月牙(げつが)」「風牙(ふうが)」の小太刀二刀のクロス抜刀術で方を付ける気に成った。βが衝撃波を放ってきた。風の傷に沿わせて抜刀するクロス、公差した点から風を巻き込み巨大で高威力のカウンターでβに走る。アリスも強力な身体強化で詰める。βの衝撃波は散らされる。カウンターとアリスのメッチャ重い一撃必殺が炸裂する。βは白旗揚げた。

「コード」

「✰✤✢✪♤★○◇」

「一刻も早く遠くに去れ」

言葉少ない清十郎だった。お騒がわせ以外何でも無さそうな進藤の四天王の、襲撃に苛立ちよりも不安で落ち着かなかったのだ。

 バイオボムの処理を専門家に任せ全員で帰還。其の車内で、公安警察の3人が進藤に斬られて、死んだとの報告が駆け巡った。病院はおとりか?私怨が一番とは進藤らしく無い。何らかの計画を第一義と置く。私怨はツイでで良い。スタンスを変えたとは思えない。清十郎の感じた不安もそこに有る。

「トカゲです。進藤の本命がわかりました」

「本命?」

「林さん。みなさん。今回の4病院の共通点。カリスマ経営者が命に影響ない手術中。株価も規模もかなりの物。此処迄で解ると思います。株価操作。マネーロンダリング。資金調達。ついでで私怨晴らし」

「命の危機の無い手術を命懸けにして。経営不安煽って金儲け。ペテンだな。便乗びんじょう組も便乗か共犯かグレーだね。過半数が共犯でもな。警察も右往左往してるから空き突いて私怨晴らし。無駄が無いね。此れで暫らく楽に潜れるしね。でも反撃の糸口は、掴んでる」

「「「「「「えっ!?」」」」」」

「四天王診て共通のビジョン掴んだ。新しいアジトかな今は進藤含めアジトに成ると解って無い。Xデーは2週間後」

「正規メンバーでフルボッコ。腕が鳴る」

「今日と同じとは考え無い様に金で強化して来る、とんでも無くな」

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