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奇跡のフラワーばばぁー

作者: マルクス

1、花好き、話し好き


小山数子(75)年金暮らしのただの婆さん!

趣味は、自分の家の庭に花を育てることと話をすることだった!

夫に先立たれて、持ち家に一人で暮らしている!

息子たちは、数子の口うるささで寄り付かなくなっていった!

小山数子は、近所でも花を育てるばあさんとして有名だった。

自分の庭先だけでなく、道にもはみ出し、花を育てていた。

おまけに、近所の人に話しかけるので、嫌がられていた!

忙しく歩いていても話しかけるので、皆、居ないのをみはからって、数子の家の前を通り過ぎる!

山村美代子は、数子の向かえに住んでいた!

今日も数子が居ないかいるかと窓から覗いて、居ないのを確かめてでていこうとすると、

門の影から「おはよう!」と小山数子が挨拶をする。

山村は、見つかったと心でガッカリする!

小山は「会社?」と話しかけてきた!

山村は「はい!そうです。」と心のなかでは、あんたみたいに暇でないってと思う!

話しは続き、なんとか解放された!


2、新種の花


山村美代子は、いつもの帰り道を通ってるとき、路地に花屋を見つけた、何となく目についたので入ってみた!

花屋はいたって普通の花屋で、婆さん一人でやっていた!

山村は花を見ていたら、一つ気になる花をみつけた!

それは、レインボー色でとても綺麗だった!

すると、婆さんが「綺麗でしょ?新種の花で南米から輸入してきたの!」と説明する。

山村は「そうなんですか!」と言うと婆さんが「この花ね…」と良いことを教えてくれた!

花を買っていた!

花の名前は「ムラウ」と言う花!

山村は、家に着き入ろうと思うと向かえの小山数子が出てきた!

「お帰りなさい!」と声をかけてきた!

山村も「どうも」と言いさっきの花を見せて「どうですか?」と聞くと小山は「いいね!綺麗だ!」と目を輝かせて言う!

山村は「あげます!貰い物だし、」と言うと小山は「悪いわよ。」と言いながら花を手に取る!

そのまま、ルンルン気分で帰った!

あの花の力を知らないで!


小山数子は貰った花ムラウに水をやる!

そしたら、ムラウから声が聞こえた!

「なんだ」と思い数子が近くとムラウが伸びてきて小山数子が飲み込まれた!


次の日、山村美代子が向かえの小山数子の家を覗くと静かだった!

山村は「本当にだったのかな?人食い花は!」と昨日婆さんから買った花のことを言っていた。

昨日、婆さんから「この、ムラウは恨みを受けてる人を食うってしまう!ムラウを逆に読むとウラムなんだってさ!試してみたら、本当かわからないから!」と言われたのだ!

なので、本当に居なくなったのかと少し喜んでしまった!

確認せずに、会社に向かおうとしたとき、影から「おはよう!」とまた、出てきた!

顔を見ると、数子は頭から血を流し、挨拶してきた!

山村は「奇跡のフラワーばばぁーだ!」と口に出してしまい!

山村美代子は小山数子に食われた!


花を育てている人よ!

近所から、花を貰ったら気おつけて…

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