第4話 初クエストと宿屋
4話投稿です!
拙い文章ですが読者さんの理解力そして
気合いで補って読んでほしいです!
今、俺は城を出て少し外れた所の森にいる。
そこでウルフを探しつつ木の実などを採取しておく。
なぜならお金がないからだ。
このクエストが上手くいかなかった場合宿無しの飯抜きになるから念のため木の実を採取しておく。
クロも手伝ってくれて1個嘴でつまんではこちらに持ってきてくれる。
それを受け取りポケットにしまい警戒しながら森を探索しているとガサガサと音が聞こえた。
しゃがみ様子を伺っているとウルフが3体も現れた。
俺はなるべく気配を消し刀を抜く。
そして物質透過の能力を確かめるため木ごと近くにいたウルフを切ってみた、すると木は切れずその後ろにいたウルフが切れ欠片が落ちた。
異変に気付いた残りの2匹がこちらを見て吠えながら様子を伺っている。
俺はクロに「戦闘開始だ」と言い、木の裏から飛び出しウルフに切りかかる。
いきなり飛び出してきて驚いたのかあっさりもう1匹を討伐する事に成功する。
3匹目はクロの吐いた小さな火に気がいっていた所を胴体真っ二つに切った!
俺はクロにお疲れさんといい欠片を拾う。
「ピュー」と鳴き頭に乗っかる。すっかり定位置になったようだ。
その後は木の実を採取しつつもう2匹のウルフの討伐に成功しギルドへと戻り同じ要領で欠片を渡す。
「ウルフの欠片5個で銅貨10枚にゃ」
それを受け取り近くの宿で安いところを聞きそこに向かった。
宿に着くまでに屋台からとてもいい匂いが漂ってきていたが銅貨が心元ないので木の実を「鑑定」で調べ食べれる事を確認してから食べた。
木の実は二種類ありシーの実とミーの実だ。
シーの実は酸っぱくミーの実は甘い木の実だった。
クロにも木の実を渡すと食べてくれた。
宿へと着くと牛の獣人のミーシャさんに受付をしてもらい一部屋7銅貨で部屋を借りた。
7銅貨だと夜ご飯が付くのでシチューと少し固めのパンとサラダをクロと分けながら食べた。
パンは少し固かったがシチューはとてもおいしくシチューにパンをつけると固さが無くなり美味だった。
朝食の事を聞くと3銅貨で朝食付きになるとの事だったんでもう3銅貨渡し部屋に入った。
少し硬めのベッドだが野宿よりは圧倒的にマシだなと思い。
クロの頭を撫でながらクロと一緒に眠った。
昨夜は初めての戦闘で疲れていたのかぐっすり眠れた。クロを起こし下に降りるとミーシャさんに
挨拶をし朝食を頂くことにした。
朝食は魚とご飯と味噌汁のような物が出てこれをまたクロと仲良く食べ。
ミーシャさんに「ご馳走様でした朝食、それに昨日のご飯も美味しかったです!」
「そうかい! 嬉しいねぇ今日も泊まるのかい?」と聞かれたがお金が尽きてしまったので
「またお金が入ったら是非こちらで今日も泊まらせてください」と伝え宿屋を出てギルドへと向かった。