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人類ガバガバ保護記   作者: にっしー
ハワイ編
87/207

CFBX=19を放ったら

https://www.youtube.com/watch?v=vJz9pfsZxkg

Beyond the Bounds

MD215年 8/4 9:07


「はははは! いや全く恐ろしい砲撃だなぁおい! このままじゃ島が丸ごと抉り取られちまう!」


 山坂は笑いながらセグウェイを駆り、荒廃し水浸しになったハワイの街を疾走していた。

 時速にしておよそ300キロは出ているだろう。

 セグウェイに取り付けられたジェットが唸り、更に速度を上げながら走り続ける。

 だがその速度で移動していても、オケアノスによる砲撃とミサイルの雨は山坂の逃げ場を確実に奪っていった。


「しかしどうしたもんか! 想定してたサイズよりでかい上にこの弾幕だ! 巨大戦車ジャガーノートを出そうにもエクィローの出力不足で門もひらけねえし!」


 詰んだか。

 そんな考えが山坂の頭を過る。

 元々この作戦の立案はこの男なのだが、あまりにもお粗末な作戦過ぎる。

 だが彼の頭の中にそんな発想は微塵も無い、トライ&エラーが彼の信条である。


「ま、とりあえずここは一回このボディを捨てて新しい作戦を──」


「馬鹿言ってんじゃねえよ!」


 セグウェイの右タイヤからジェットを吹かし、華麗にビルを左に曲がりながら今後の事を考えていると物陰からもう一台のセグウェイが現れる。

 それは時速300キロの速度の中でも見紛う事の無い赤毛であった。

 アデル・レスディン。

 今回の作戦の為に山坂が選んだ唯一の兵士である。


「赤毛、生きとったんかワレ!!」


「勝手に殺すんじゃねえよ!」


「いやぁあれは死んだと思うだろ、高さ30メートル超えの津波だぞ?」


「死ぬかと思ったがお前が前にくれた盾のお陰で助かったぜ……」


「すっごーい! 僕の作った装備品は自然現象も防ぐんだね!」


 何処と無く棒読みな台詞を言いながら、山坂とアデルはセグウェイの速度を更に上げる。

 

「それで!?」


「あん?」


「これからどうするのかって聞いてんだよ! 当初の計画通りあいつの頭を小突きに行くのか!?」


「元々奇襲を掛ける予定だったのに既にばれてちゃ話にならん、今後は高度の柔軟性を維持しながら臨機応変に対処する!」


「つまりぃ!?」


 更に速度を上げるセグウェイの上で、二人は大声を上げながら話し合う。

 アデルの問いかけに少し考えた後山坂は笑顔を浮かべ、こう言った。


「行き当たりばったりだ!」


「ざっけんな!!」


「しょうがないだろ! 前にデータで計測した時よりもサイズがでかくなってんだよ! だから霊力変異生物どもは嫌いなんだよ、軽々しく常識を超えやがる!」


 山坂の答えにアデルが唾を撒き散らしながら怒鳴る。

 

「きたねぇ! 唾が飛んでるわ唾が!」


「これから命が吹っ飛ぶかもしれねぇって時に──あぶねぇ!」


 二人が並走しながら罵り合っていると、突然アデルがセグウェイの左タイヤからジェットを噴出し右側へスライド移動する。

 スライド移動した直後、小型ミサイルが二人の間へと割って入る。


「あらやだ」


「山────!」


「川ーー!」


 ミサイル前方についた光学レンズと山坂の目が会い、アデルは声を上げようとする。

 ミサイルの近接信管が起動するまでの間はおよそ0.1秒も無く、山坂の死は確実に思われた。

 だがそれよりも速く、山坂は動いていた。

 目を合わせた瞬間、そのミサイルは既に起爆するという使命を山坂によって『もみ消されていた』。


「ふぅ…あぶねぇあぶねぇ、一種の運ゲーだったがどうやらツキはあるらしい」


「坂──? あ? え?」


 完全に盾で自分だけは生き残るモードに入っていたアデルは、ミサイルが爆発しない事に驚き素っ頓狂な声を上げる。

 そんなアデルを見て、山坂は呆れた顔をする。


「何だその間抜けな顔は……『より強大な力がお粗末で非力な物体にぶつかっただけの事』だ」


 山坂はそう言うと、未だ並走を続けるミサイルへ向けて顎を軽くしゃくる。

 するとミサイルは突然180度反転し、自身を発射したであろうリヴァイアサンへと猛烈な勢いで戻っていく。


「お前……魔法使いだったのか!?」


「違うわ! 貴様等みたいなのと一緒にするんじゃあない、僕が今やったのは科学だ! 内部コードを書き換えてやっただけだ」


「ナイブコードぉ?」


「まあ理解なんぞしなくてもいい、それよりも今ので一つ有効な手立てを思い出したぞ」


「マジか! で、何すんだ?」


「ハワイ米軍基地に行く」


────────────────────────────────────────


 オケアノス内部に振動が走る。

 どうやら近くで爆発があったらしく、天井や床が軋む音が聞こえる。


「ん~……? 砲塔が暴発でもした? それともご主人ちゃまが援護しに来てくれた?」


 その揺れに意識を向けながら、天照は珊瑚の兜を付けた人魚の首を切り飛ばした。

 鮮血を撒き散らしながらその頭部は燃え、氷、そして腐りながら金属の床へと落ちる。

 仲間が死ぬ瞬間を見て、実戦から長らく遠ざかっていた人魚達はうろたえ後退る。


「化け物め……! 怯むな! 我等にはメハメハ様がついておられる! 歌を使え!」


 だがその人魚達の中でも一際大きな兜を被った人魚が味方を奮い立たせる。

 天照はそんな人魚達に軽い拍手を打ち鳴らす。


「あはは、すごいすご~い」


 その顔は、とても冷酷な、相手を完全に見下した顔をしていた。


「それで、今度は何秒持ってくれるの?」


 天照が軽く人差し指を動かすと、首の無い死体が勢い良く人魚達の中へと飛んでいく。

 指揮官と思わしき人魚は咄嗟にそれを避けるが、遅れた人魚達三人が死体と共に勢い良く食道の中に放置されている戦艦の残骸に叩き付けられる。

 

「散れ!」


 号令と共に、人魚兵達は遮蔽物に隠れるように散開する。

 その様子を見た天照はつまらなさそうに右手を頭上に掲げる。


「全く……青の霊力で変異した連中はほんと隠れるのが好きだよねぇ、そういうのつまんな~い」


 天照が掲げた右手を握る。

 それと同時に彼女が背後に背負う太陽を模した光球を覆うようになっていた五本の剣が射出される。


「大体さぁ、知性が売りの青なのにさっき殺した連中と同じ手段取られても……対策出来るってぇ!」


 剣は一度ばらばらに射出されると天井まで飛び上がり、すぐさま空中で柄を合わせ円を描くように合体し中央に光が集まり始める。

 

「何者も持てるのは一つだけである、富めるものは手放すべし」


「剣が集合して……! 全員あの剣を狙え、何としても魔術の行使を止めさせろ!」


 物陰に隠れ、姿の見えない指揮官がそう叫ぶ。


「魔力の乱れ/Force Spike!」


 その声に続き、青い稲妻の様なものが各所から数本打ち付けられる。

 それによって剣に集まっていた光が徐々に小さくなるが、それは同時に彼らの隠れ場所を天照に対して示す事になっていた。


「あ ほ く さ」


 天照はその場でフィギュアスケートの選手のように4回転ジャンプをすると、光球をその隠れ場所に対して勢い良く蹴り込む。

 蹴られた太陽は高速で右回転しながらカーブを描き、人魚が隠れている箇所へと接触し蒸発させる。


「あのさぁ~……もうちょっと頭使ってくれないとアマちゃんも困っちゃうの、分かる?」


 天照は華麗に着地すると、耳に小指を突っ込みながら呆れた顔でゆっくりと前進する。

 そして妨害呪文を放っていた兵士が一人蒸発した事により、再び剣に光が集まり始める。


「さ~問題です、この状況で止めるのはアマちゃんと呪文、ど~っちだ?」


 ゆっくりと歩きながら、天照は笑顔で自身の背後に先ほど蹴り込んだ光球と同じ大きさの物を三つ作り出す。

 

「う、歌はまだか!!?」


「はい時間切れ、正解はどっちもでした~。 不正解出したあなた達はこのまま蒸発刑~」


「うわぁあああああああああ!」


 ゆっくり、ゆっくりと右手に力を込めると天照は指を打ち鳴らした。

 彼女が指を鳴らすと、背後に浮かんだ三つの太陽が前進を始めオケアノスの食道は溶鉱炉以上の暑さを迎える。

 そこかしこにある水溜りは瞬時に蒸発し、人魚達も太陽が近づくだけでその熱波で息絶えていく。

 そして最後に残った一人、まだ年若い人魚の兵士に太陽が迫っていく。


「ばいば~い」


 天照がその人魚に手を軽く振る。

 その間にも太陽はゆっくりと近づき、人魚から水分を蒸発させていく。

 彼はもう駄目だと思い、目を瞑る。

 

「…………?」


 だが来ると思っていた死の瞬間は訪れない。

 むしろ逆に熱が少しずつ引いていくのを彼は感じ、彼は目をゆっくりと開く。

 天井にぶら下がっている蛍光灯の光に目を眩ませながら。


「光……?」


 そう、彼の眼前にあるべきは本来小規模の太陽であるはずなのだ。

 だがそれは彼の眼前には無く、風にたなびく物体があった。

 黒いマフラー。

 顔を覆う黒に、縁が赤く彩られたヘルメット。

 そして全身に金線が走る黒い甲冑を着た男、田崎龍次。


「こ、こいつは…………?」


「邪魔だ、失せろ!」


「あ、ひ、ひぃいいいいいい!」


 西洋の甲冑を思わせるスーツを着た男は、鉤爪にも似た指を握り天照へと向き合いながら人魚へ退くように告げる。

 突如舞い降りた幸運に、人魚は慌てて立ち上がると背後を振り返る事もせず走り去っていく。


「クン、クンクン……何か磯の匂いに紛れて黒っぽい匂いがしなぁい?」


「……どっちの命令だ?」


「青の連中はまだその知性が秩序ある社会の維持の為に使えるけど黒はほんっと駄目よねぇ~、自分の事ばっかりで社会の事なんて一つも考えない社会の──」


「どっちの命令だと聞いているんだ、山坂か? 永村か?」


 天照は大仰に匂いを嗅ぐ動作をすると、右手で鼻を抓む。

 そんな天照の様子に田崎は不機嫌そうな態度を取りながら、ドスの聞いた声で問いかける。

 誰の命令なのか、と。


「……どうしてご主人ちゃまの名前を?」


「何せ同僚なもんでな」


 そして田崎はヘルメットの顔部分の装甲を開き、顔を見せる。

 田崎の顔を見た途端、天照は大きく目を見開くがそれも一瞬で直ぐに顔を綻ばせた。


「いやぁ~ん! なぁんだ田崎様だったのぉ~? それならそうと言ってくれれば良かったのにぃ」


 と両手を合わせながら身をくねらせる天照。

 その表情はとても幸福そうな顔をしており、態度の急変を見ていた田崎は若干引く。


「えぇ……(困惑)」


「ともかく無事で良かったぁ~、アマちゃんは田崎様を探すのも仕事の内だったんですよ~」


「そりゃ手間掛けさせたな、って俺を探すのも……? どういうことだ、副次目標があるのか?」


「勿論ですぅ~、っていうかどっちかっていうと田崎様を探すのがサブクエストみたいな?」


「どういうことだ?」


「どういうって……まさか田崎様ともあろうお人がこのオケアノスについて何も理解してないとか、そんな訳無いですよねぇ?」


 自らを探す事が副次目標である、と告げられた田崎は天照に対してそれを問い返す。

 だが天照は心底不思議そうな顔をしながら逆に田崎へと問い返す。


「悪いが思い当たらんな、単なる巨大な戦艦や潜水艦の複合生命体だと思っていたが」


「……はぁー、つっかえ!」


「あぁ?」


「その程度の理解度だってんなら、態々アマちゃんが話す必要も無いんですぅ~! ここでバカンスしてただけの田崎様はちゃっちゃと一人で脱出してください?」


 そんな問いかけに、田崎は首を横に振る。

 すると天照の表情が一転し、呆れ顔となる。


「てめぇ、何だその態度は……管理者の一人に対してそんな態度を取って良いと思ってんのか?」


「思ってるし思ってないけど? ふん、本当なら今すぐ田崎様の首を跳ね飛ばして宇宙に放逐してやりたいわよ! こうやって逆らうだけでもクソみたいに頭が痛むの!」


 そう言うと、天照は両手で頭を抑え頭を掻き毟る。


「でもね、今はご主人ちゃま達に従ってやるわよ。 こいつは世界の秩序維持の為には不要なの」


 頭を掻き毟り、眉間に皺を寄せ、憤怒の形相を取りながら天照は左足で床を踏み鳴らす。


「そしてこいつを消すのがアマちゃんのメインオーダー、田崎様はそのついで、お分かりいただけましたぁ?」


「理解はしたが納得はできねぇな、こいつを消すだと? 誰がどういう理由で下した命令か答えろ!」


「ちっ……聞き分けが良くない田崎様ねぇ、別にこいつを壊した所で問題ないでしょう!? それとも何? 此処に居る連中やこの鉄魚に情でも沸いた?」


「……それは」


 天照の問いかけに、田崎は咄嗟に否定の言葉を紡げなかった。

 職務としての管理者の使命は魔族、並びに霊力の根絶。

 だが情が沸いたかと問われ、否定の前に浮かんだのがメハメハの顔であった。


「ふぅ~ん……」


 そんな間で察したのか、天照が髪を両手で掴みながら田崎を見つめる。


「うっそやだ、ほんとに!? こんな魚どもに情が沸いたって? ちょっと意味わかんないんですけどぉ~それならどうしてアマちゃんの民達にも情が沸かなかったんですかぁ~?」


「別に情が沸いたわけじゃあない、ただ理由も知らずに興味のある生命体を殺されたり壊されたりするのが気に入らないだけだ」


「はっ! 詭弁乙ぅ~! ────退きなさい、アマちゃんの後ろを進めばそのまま出口なんだから、これ以上アマちゃんを苛つかせないで」


「断る、お前の目的が何なのかは知らんがこいつを破壊するつもりだってんならそうはさせん」


 ガシャンという音と共に田崎の顔を再びヘルメットが覆い隠し、田崎は構えを取る。

 その構えを見た天照は、再び強く髪を掻き毟る。


「ああああああああ! 何なの、ほんっっっっっっっっっっとにぃ!! だから黒は嫌いなの!! 全体の事を一切考えない!!」


「ついでに言うならお前を邪魔したいっていう感情的な部分もあるぞ?」


「余計に! うざいってぇぇのぉぉ!」


 田崎の挑発に天照は髪を掻き毟る動作を止めると両腕を大きく水平に伸ばす。

 そして両手をグッと力強く握ると今まで空中で光を集めていた剣が円を描きながら田崎の周囲を取り囲む。

 

「停滞の罠/Stasis Snare!!」


 田崎を取り囲んだ剣は切っ先を床に突き立てたまま、田崎の周囲を回る。

 そして柄の部分が一斉に光ると指向性を持った光が田崎の体を捕らえ、身動きを封じる。


「そこで暫く現実から隔離されて──」


「カウント、3! 打撃機構、封印解除ディシジョンスタート!」


 光に包まれ、身動きを封じられたはずの田崎は左手を天照へと伸ばし、右腕を大きく弓なりに引いた姿勢を取っていた。


<ショウニン、チャネルモードへ移行>


「お前が山坂か永村の命令で動いてるのは分かった、多分あいつらが正しいんだろう……だが俺達は俺達自身の目的を優先する!」


 田崎の大きく弓なりに引いた右腕の肘からは大きな杭の様な物が徐々に伸びていく。

 そしてそれに伴い、オケアノス食道内部にあった戦艦や金属片が田崎の背後や前面に展開されていく。


<エネルギーライン、全段直結>


 それらは田崎の背中に生きているかの様にケーブルを繋げると、紅く染まっていく。

 

<ランディングギア、アイネス、ロック>


 戦艦の残骸が紅く染まると同時に、今度は田崎の両足が展開し地面に食い込むと田崎の体を完全に固定する。


<チャンバー内、正常加圧中>


「え、え!? や、やば、逃げ──!」


<ライフリング、回転開始>


 固定された体は完全に燃え上がったかのように真紅に染まり、田崎の体の前面に浮かんでいた金属片が合体する。

 それは合体した後に長い射出口の様な物を形成すると、高速回転を始める。


<撃てます>


「てめぇの頑丈さを試してやる────ファイアーボール!!」


 機械音声が発射準備を終えたことを告げる。

 それと同時に田崎の顔を覆うヘルメットのバイザー部分に紅い光が灯り、足を地面に固定していた高速が解除される。

 灯ると同時に田崎は動いた。

 音を超える速度で田崎は弾丸として背後の即席発射台として射出され、田崎の前面に作られていた射出口を通り加速し。

 天照の腹部へ拳を叩き付けた。


「───────射出シュート!!」


 射出され、拳を叩きつけるまでの間は無音だった。

 拳を叩きつけた後、田崎の右肘から伸びていた杭が全速で肘から拳までを駆け抜け、天照へと突き刺さる。

 その後にこの音が響く事になる。

 肉を、骨を、存在を焼き焦がす杭の一撃が。


「うっそぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!?」


 置き去りにしていた音が田崎の動作に追いついた時、天照は自らが元来た道を真っ直ぐに吹き飛び。

 何枚ものオケアノスを形作る金属の壁を貫通し、外へと吹き飛んでいく。

 後に残ったのは、天照がそこに居たという証拠である悲鳴の残響だけだった。

  

「打撃機構、封印開始」


 拳を撃ち付けた体勢のまま、田崎は溜息を付くと全身から蒸気が噴出する。

 

<オーバーヒート、1分間の冷却へ入ります。 見事な一撃でした>


 田崎は姿勢を固定したまま一分間、天照が吹き飛んでいった先を見つめていた。 




ついに今日からプロのアーティストが挿絵をデッサン開始してくれるので初投稿です


停滞の罠 白白①


エンチャント


瞬速(これは貴方がインスタントを唱えられるタイミングで唱えて良い)

場に出た時クリーチャー一体を対象とする、それを追放する。

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