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人類ガバガバ保護記   作者: にっしー
東京侵攻編
70/207

東京札幌同盟が結ばれたら

気がついたら一週間経っていたので初投稿です

時間が経つのはええなぁ、お前どう?


断片無き工作員 青緑黒


アーティファクト・クリーチャー──人間、ならず者


続唱(このカードが唱えられた時、あなたはあなたのライブラリーのトップをこのカードのマナコスト以下のカードが捲れるまで追放し続ける。

このカードのマナコスト以下のカードが捲れた場合、それをマナコストを支払う事無く唱えても良い。

その後追放したカードをライブラリーに戻してシャッフルし、このカードを戦場に出す)

瞬速


2/2


「永村さんの発想には時折背筋が凍ります、奴を怒らせるのは僕等のタブー!」

──山坂

MD215年 6/30日 13:57


 芽衣子は馬車の中で顔を顰めていた、肌に纏わりつくような湿気と雨音が原因だ。

 6月末、東京では未だ梅雨は明けておらず、今日もまた東京には雨が降っていた。

 今回の東京遠征は、彼女にとって始めての遠出であった。

 彼女が生れ落ちたのは300年前、ナーガ族の忌み者として生まれた彼女は一族から放逐され、グロウラと呼ばれるツリーフォークに育てられる事となった。

 グロウラは彼女に生き抜くための知恵や人心の掌握の仕方、また様々な魔法を教え、結果として現在の地位に納まる事となる。


「儂はグロウラに様々な知恵や知識を与えられてきた……じゃがな! こんなに蒸し暑いとは聞いておらんぞ!!」


 芽衣子は馬車の中で憤慨し、備え付けられていたソファーの上でじだばたと暴れまわる。

 だが暫く暴れると、芽衣子は額に汗を滲ませ、更に不愉快そうな顔で反対側のソファに座っていたエンリコを見つめる。

 秘書のエンリコは、そんな芽衣子の顔を見て何が言いたいのかを察するとハンカチを取り出し、芽衣子へと手渡す。


「全く……こんな蒸し暑い場所で暴れれば当然汗はかくでしょう、それにそんな目で見つめられても私にはこの蒸し暑さはどうにも出来ませんよ」

 

「役に立たんのう……、誰か天候操作の魔術とか使えんのか?」


「そういった分野は正しく芽衣子様が得意とする分野だと思いましたが?」


 暑さに文句を言い、芽衣子はエンリコへ無理難題を吹っかける。

 それに対してエンリコが反論すると、芽衣子の不機嫌な顔がより一層険しくなり、更にソファの上で暴れ始める。


「うるさいうるさーい! 儂はあの魔術は疲れるから嫌じゃー!」


 そんな芽衣子に対して、エンリコがやれやれと額に手を当て頭を横に振る。

 すると馬車の前方から声が上がる。


「芽衣子様、見えてきましたぜ!」


 その声に今まで不機嫌な顔だった芽衣子は、パァっと笑顔を輝かせ、馬車の入り口の布を捲る。


「おぉ!!」


 芽衣子の眼には未だ遠くではあるが、東京の町並みが見えていた。

 無数にそり立つ高層ビル群には幾つも蔦が生えその蔦を橋の様に渡る人々や、蔦から蔦へ飛び移って移動していく人々等が芽衣子には見えた。


「おぉー……何か野性味溢れる感じじゃな? エンリコ、あれ儂の町にも──」


「駄目です」


「しょぼーん……」


 提案をにべも無く断られると芽衣子は笑顔から落ち込んだ顔を作る。

 そんな会話をしていると、ふいに馬車が止まる。

 二人は確認の為に顔を前へ向けると、そこには和傘を差し顔の左半分に仮面を付けた一人の女性が立っていた。

 女性は馬車へと歩み寄ると流麗な動作でお辞儀をし、こう告げた。


「お待ちしておりました、サツホロ市長の芽衣子様ご一行でございますね?」


「……貴方は?」


 一方的な質問に、エンリコが警戒しながら彼女の名を尋ねる。


「申し遅れました、私このトウキョウを治める徳川戦様の副官を務める、石元愛でございます」


 石元は再び頭を下げると、自らの素性を明かすのだった。

 その言葉を即座に信用したのか、芽衣子は自らの席の隣を手で叩く。


「おぉ、態々副官が来てくれるとは嬉しいのう。 ささ、雨の中では何かと辛いじゃろ? 儂の隣へ座ると良い」


「芽衣子様、まだ彼女の素性の確認も取れていないのにそれは……うぐっ!」


 止めようとするエンリコへ、芽衣子はきつく睨むとエンリコはそのまま固まってしまう。


「さ、あがってくると良い。 そして儂にトウキョウについて色々教えて欲しいんじゃが!」


「……では、お言葉に甘えて」


 石元はそう言うと、和傘を畳み馬車へと乗り込み芽衣子の隣へと座る。

 そして芽衣子は騎手へと出発を告げ、馬車は再び歩き始めるのだった。


「しかしすまんのう、都市を治める長の副官が態々お出迎えとは……それほどそちらのえー……」


「徳川戦です」


「おぉ、そうそう徳川殿な、その徳川殿は今回の会談をそれほど重要視していると言う事かの」


 芽衣子の質問に石元は頷く。

 頷く際、石元の体から金属音が響く。


「ふぅむ、では会談を行う前にこのトウキョウについて色々と知っておかねばな! 町を通りながら会談場所へは迎えるんじゃろ?」


 再び石元は頷き、やはり金属音が響く。

 それを芽衣子は不思議に思うが、個人の事情の詮索を避け東京観光にしゃれ込もうと考えた。


「では色々と案内を頼むぞ! 会談の時間に遅れないようにトウキョウ観光じゃー!」


 芽衣子は思いっきりはしゃぎ、芽衣子に睨みつけられたエンリコは未だ体の筋肉が硬直して止まったままだった。

 石元ははしゃぐ芽衣子をどこか冷めた目で見ながら、様々な場所へと案内した。

 案内された場所は多岐に渡るが、芽衣子が特に印象深く覚えたのは以下である。


 ・デパチカダンジョン 戦前、デパ地下と呼ばれていた場所は現在すっかりと土砂に埋もれている。

 だが未だ多くの保存食や戦前の遺物が埋もれているため遺物を発掘しようとする者が後を絶たない。

 こういった者達の多くを遺物漁り、別名モグラと呼ぶ。

 モグラ達は地下へと潜り、未だ地下を警備しているロボット達と死闘を繰り広げるのだ。


 こういったダンジョンは札幌、他にも世界各地で見られるのだろうが東京のダンジョンはその中でも一番広大である。

 何せ東京の地下ほぼ全てが何処かのダンジョンと繋がっているのだ、この為このデパチカダンジョンはある意味観光名所ともなっている。

 次に芽衣子が記憶しているのは、やはり東京一番のモニュメントであるこの建物。


 ・東京スカイタワーMk2 戦前に立てられたこの塔が何の為にあるのかは現在解明されていない。

 だがとてつもない高さと見晴らしがとても良い為、恐らく攻めてくる敵を知るための見張り台だったのでは? と言うのが現在の定説である。


「う~む……確かに素晴らしい眺めじゃな!」


 スカイタワー内部に見学の為に立ち入った芽衣子は、最初はあまりの階段の長さに辟易としていたが展望スペースに入ると一気に顔を輝かせた。

 展望スペースの見晴らしはとても素晴らしく、東京を正しく一望できる高さであった。

 芽衣子は一頻りはしゃぐと、背中に背負っていたエンリコへ顔を向ける。


「どうじゃエンリコ! やっぱり観光してよかったじゃろ!?」


「…………」


「そうじゃった……エンリコは、もう……」


 芽衣子は目じりに涙を溜め、固まったままのエンリコを背中から降ろす。

 そしてエンリコの体を手で払うと、展望スペースの片隅にエンリコを設置した。


「うむ、お主の犠牲は忘れんぞ……見事会談を成功させてくるからな! では行こうか石元殿」


「……畏まりました、ではこれより徳川様のいらっしゃる江戸城へとご案内いたします」


「うむ! ではなエンリコ!」


 そうして芽衣子はエンリコへ両手を合わせると、振り向きもせず石元と共に展望スペースから出て行った。

 その後展望スペースには全身が固まったままの男性が取り残されるのだった。


──────────────────────────────


「お初にお目にかかりますサツホロ市長殿、私が現日本国10代目総理、徳川戦でございます」


 江戸城天守閣にて徳川と芽衣子は互いに向き合っていた、徳川は正座をしたまま深く頭を下げる。

 それにあわせて正座──と言ってもナーガなので足を横に丸めている程度だが──していた芽衣子も頭を下げる。

 そして両者はゆっくりと頭を上げると、徳川が口を開く。


「まずは此度の会談に応じていただきありがとうございます、そして北方からの遠征お疲れ様でした」


「労いの言葉感謝する、とはいえ北方から出るのは初めてでのう……道中徳川殿の領地を拝見するのは楽しい旅じゃったよ。 それと儂の事は芽衣子でええぞ徳川殿」


 芽衣子はカカカと軽快に笑う。

 

「分かりました、芽衣子殿。 ですが領地という言い方は的を得ていません。 実質このトウキョウ以外の土地は天照様の御威光に平伏した物、私の領地などと……」


「とはいえ実質管理をしておったのは徳川殿なんじゃろ? ならば徳川殿の領地で良いではないか」


「それはそうですが……あくまでも総理という立場は天照様より与えられたもの、私の領地とは認められません」


 首を横に振って否定する徳川に、芽衣子は「ふぅむ……」と唸ると話題を切り替えることにした。

 芽衣子としては別におべっかを言ったつもりは無いのだが、どうも徳川には良くない印象を与えたようだ。


「そういえば此度の会談理由聞かせてもらった、どうやらそちらも儂等と同じ立場らしいの?」


 『同じ立場』という言葉に、徳川は右目の眉を吊り上げる。

 彼女が眉を吊り上げる時は、大抵怒りを感じた時である。


「そうですね、貴方達の将……ギト・ダールとベル・バスティーユでしたか? 彼等に話を聞きましたが貴女方も──」


「うむ、あの男達に負けた。 言うなれば徳川殿の先輩と言った所か?」


 そう言うと芽衣子は再び軽快に笑う。

 その顔には管理者達に対する憎しみ等は一切見られず、良い思い出とでも言うかのような感情すら見える。


「貴女、いえ芽衣子殿は……奴等が憎くないのですか? 突然現れて領民を殺し、挙句従属を強いてくる奴等を」


「憎しみか、確かに突然現れて従属するか死ぬか選べと言われた時は驚いたしそういう気持ちもあったが……今は従う立場も悪くないと思うておるよ」


「何故です!? 貴女も一国を担う者ならば──!」


「徳川殿!」


 芽衣子の答えに、つい感情的になり身を乗り出しそうになる徳川を芽衣子は一喝する。

 その一喝に徳川は一瞬止まり、再び姿勢を正す。


「……申し訳ありません、取り乱しました」


「カカカ、むしろ儂が礼を言う所じゃよ。 初対面の儂にそんな強い気持ちを見せてくれてありがとうじゃな」


 頭を下げようとする徳川へ、芽衣子は笑いながら頭を下げる。


「おやめください、芽衣子殿は何も頭を下げるような事は──」


「徳川殿の気持ちは分からんでもない、領地は小さいが儂も統治者。 奴等の言う事は理不尽極まりない、憎しみが募る気持ちはようく分かる」


「…………」


「じゃが、その気持ちに身を任せて動いてどうする? 統治者とは民からの意を受けて、民の為に在る者じゃ。 ならばその憎しみをバネに……むしろ奴等を利用する位の気概でなければなるまい?」


 そして、芽衣子はゆっくりと頭を上げる。


「のう? 徳川殿、お互い同じような境遇……考え方は違えど根底にある想いは同じのはず。 奴らが憎いのならその憎しみ、一時儂に預けんか?」


「預けて……それでどうするというのです?」


「そりゃ勿論行動するんじゃよ、現状打破に向けて緻密に、しかし大胆に、な」


 芽衣子は真顔で答えると、徳川は右手を口元へ持っていくと笑い出す。


「ふふっ……行動する、ですか」


「むぅ、何じゃ具体的な案を上げねばならんか? それならば──」


「いえ、その必要はありません。 私の気持ちは固まりました」


 突然笑い出した徳川に、失敗したかと不安になった芽衣子だったが徳川が続けた言葉に安心する。


「では……儂等と同盟を?」


「えぇ、結びましょう」


「おぉ! 初遠征で他国と初同盟結べるとか儂有能過ぎでは!?」


 徳川の言葉に諸手を上げて喜ぶ芽衣子と、それを見て笑みを作る徳川。

 二人は一頻り笑いあうと、芽衣子は胸元に仕舞い込んでいた紙とペンを取り出す。

 それを見て徳川は不思議そうな顔をする。


「芽衣子殿、それは?」


「血判状じゃ、同盟が叶った時にやろうと思っておっての」


 そして芽衣子は紙を広げる。

 紙には中心に小さく円が書いてあり、他は白紙だった。

 芽衣子はペンを取り、その円の真下に自らの名を書き記す。


「名はこれで良し、後は……」


 芽衣子は右手の親指を、左手の指で軽く切る。

 指先からは血が滲むが芽衣子はそれを気にせず、血判状に書いた自らの名の下へ右手の親指を押し付ける。


「これは覚悟を示す署名じゃ、現状に甘んじず奴等の支配を打ち破るためのな」


 芽衣子が指先を離すと、血判状の『サツホロ市長 チェイラ・芽衣子』と書かれた字の下に確かに親指の指紋が血で付けられていた。

 そして芽衣子は紙を魔術で浮かせると、徳川の元へと飛ばす。


「お主にもそれを覚悟してもらう、それに判を押した時から……儂等は一蓮托生じゃ」


 紙は徳川の懐へ飛び込み、彼女はそれを見る。

 血判状にはまだ芽衣子の名しか書かれていない、だがその書かれた名前からは確かに彼女の覚悟のようなものが徳川に伝わっていた。

 徳川は近場に置いてあった硯に水を入れる。

 

「此度の会談……乗り気ではありませんでした」


「む?」


「今回の会談は奴等が持ってきた話、恐らくは我々を利用するにあたって面識があった方が利用し易い……そういった考えがあったものと思っています」


 そしてゆっくりと墨を摺りながら、徳川は話し始める。


「本日、芽衣子殿を連れてきたのは石元だと聞いています」


「うむ、口数少ないし変な仮面を付けておったが優秀そうなのは見て取れたぞ? 儂の要望も汲んでくれたしの」


「石元は本来あの様な者ではないのです……彼女はつい先日まで奴等に捕らわれていました。 そして、帰ってきた時からあのような格好をしているのです」


「それは……」


 徳川は墨を摺り終えると、筆を取る。


「私は……それを思うとこの憎しみを抑えられません、石元に、私の事を幼い頃より慕っていた彼女に何かをした奴等に対する、そして自身に対する憎しみを……!」


 そして筆は、紙と言うリンクを美しく滑りながら『日本国10代目総理 徳川戦』と言う名を書き出す。


「だからこそ、先程の貴女の言葉に私は希望を見出したのです」


 名を書き出した徳川は、後ろに安置されている刀を鞘から抜き出し、自らの親指を切る。


「現状に甘んじず、それを打破する為に行動する……素晴らしい言葉でした、私も喜んでこの血判状に名を連ねましょう!」


 そして血判状へ向き直ると、徳川は親指を自らの名の下に押し付ける。

 血判状に徳川の血が滲み、指を押し上げると真っ赤な指紋が徳川の名の下に付けられていた。


「これからよろしくお願いいたします、サツホロ市長 チェイラ・芽衣子殿」


「うむ、儂からもよろしくお願いするぞ! 日本国10代目総理 徳川戦殿」


 互いに名を呼び合い、そして同時に二人は笑い始める。

 ──この日、東京と札幌の同盟は締結された。


──────────────────────────────


「……宜しいのですか?」


 徳川と芽衣子、二人が天守閣で笑いあっている最中、天守閣へと続く扉の前で石元は正座をしながら自らの内部に仕込まれた通信機能を用い永村へと通信していた。


「え、何が?」


「裏切りについての同盟を結んでおりましたが……後々敵対する気の者達を生かしておくおつもりですか?」


「いいんじゃない? 私等を裏切る為に今は従順な振りをするって言うなら裏切る時までは面倒無いし」


 石元の脳内に響く永村の声は、酷く暢気さを感じさせる。

 彼は本当に今回の同盟についてどうでもいいと思っているようで、言葉の後に欠伸が続いた。


「んじゃ他に連絡が無いなら切るよ? 一号」


「……了解しました」


 一号、もとい石元は仮面の目に当たる部分を光らせると通信を終了する。

 そして再び徳川と芽衣子の監視を始めるのだった。


「全ては、管理者の、人類の為に──」


──────────────────────────────

MD215年 6/17日 13:05


 その部屋には、天照が鉄製の診察台の上に四肢を拘束されていた。

 傍らには大型の機械を弄りながら眼鏡を押し上げる山坂。

 山坂は機械に付随しているキーボードを操作しながら、モニターを見つめると口角を上げ、天照へ笑いかけた。

 その笑みに天照は忌々しげな顔をし、男はそれを満足げに見るとキーボードを操作する。


「ではこれより、貴様の脳味噌をちょこ~っと弄らせてもらう」


「はぁ!? ちょっと、協力するって言ったばっかりでしょ!?」


「ああ! だからこの機械を使って一切合財の過去を穿り返そうってんだが?」


 男はそう言いながらもキーボードを操作し、診察台の上にあったケーブルが山ほど繋がれたヘルメットを頭に近づけていく。


「わ、私が話せばいいだけでしょ!? 何でこんな機械……!」


「1000年以上生きてる奴の記憶なんて当てになるか、そもそも意図的に情報を隠されても困るしな」


「いやぁぁ! こんなエロゲにあるようなヘルメット付けられて頭弄られたくないぃぃいい! あ、でもちょっと興奮してき──」


 天照が言葉を全て言いきる前に、ヘルメットは顔を完全に覆いかぶさる。

 

「では、ごゆっくり──天津零時、もとい天照さんよ」


 男はそう言って、キーボードを操作し終わると天照から背を向け、部屋から退出していくのだった。

 男が最後に弄っていた機械のモニターには、『精神隷属器/Mindslaver』とだけ書かれていた。



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