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プロローグ

仕事終わりの帰り道。

いつもより足早に家へと向かう。

VRゲームの定番となったエルダーゲート・オンラインのログインに向けて胸をワクワクさせていた!


32歳のおっさんだが、小説や漫画で憧れてきた世界がここにある…ゲーム内だがいつもと違う日常と冒険。

友に誘われて始めて早半年間。私的には休みの日には続けて廃人プレイをするくらいに楽しんでいた。基本は気軽にソロなので他人から見たらのんびりプレイだったが。


このエルダーゲート・オンラインというゲームは、リアルに近い五感と高いAIを搭載したNPCによる、現実よりも現実らしい世界観を唄い文句にして発売された新世代型VRである。


約120種類からなる職業からメイン職を一つとサブ職を一つ選び、自分だけのキャラクターを作るという有り触れたものだが、それ故にシンプルで私には馴染みやすく、慣れない操作ながらも飽きがこなかった。


プレイヤーは開始時に、メインの職業とサブ職業と2つの職を選ぶことになる。

メイン職は上限LVが100。

サブ職はLvが50までしか上がらない。

サブ職に選んだ職業は、メイン職で選んだ職業には勝てないし、覚えるスキルも半分となるため、最初のメイン職業選びが最も大切となる。


1週間程前にサブ職は限界Lvの解放アイテムの告知があった。

最近のアップデートされた世界に新たに君臨したBOSSや、レイドクラスを対象したBOSSを討伐した際に、かなり低いドロップ率の報酬として稀に入手可能とされている。

実際にサブ職を解放した事実がネット掲示板と動画によって確認された。

その特別なクラスチェンジアイテムを使用するには条件があり、メイン職が第3次職以上であることや他にも職業によって専門クエストをクリアすることでサブ職のLv上限である50が解放される。

サブ職はLvが100となるが、それ以上のクラスチェンジは出来ない。

サブ職に選んだ第1次職の全てのスキルと補正が付くため、生産職で戦闘力が欲しい人達からも人気である。



メイン職はレベルが最大になると転職神殿にて一次職から派生上位職へと変更することができる。


種族の種類も、人族、魔族、獣人族、ファンタジーの定番ともいえるエルフやドワーフ族などがある。

この最新のアップデートでは魔人族が増えた。


ゲーム内での条件(クエストの試練や特殊アイテム、課金アイテムなど)を満たし、転職神殿にて上位進化・種族変化という形をとる。



例えば人間種から多種族(エルフ、ドワーフ、ゴブリン、獣人など)へと変化は種族変化。

ドワーフからの上位進化にて上位ハイドワーフに進化などある。種族変化or上位進化はゲーム中では1度限りにおいて許されるため、各ユーザーにとって大いに悩む一つである。


さて、そろそろ紹介をさせて頂こう。

プレイヤーネーム【ソウマ】である私は

、少し長めで銀色の髪型に設定年齢16歳→心はおっさんの人族男性である。


メイン職は二次職の戦弓師(弓技を主に戦い、近接戦闘もそこそここなせる職)に、魔物使い(モンスターを従者とし、鍛え育てる)をサブ職にしている。


テンプレ通りに攻撃魔法や回復魔法を使える魔法戦士系や、何かしらのと特化職と迷ったものの…

リアルで弓道を嗜んでいる事や、マンション暮らしでペットの飼ったことの無い私は上記を諦め、今に至る。


自分のやりたいようにやれば満足かな。


ステータス

名前【ソウマ】

種族:人族


職業

戦弓師LV20

サブ職

魔物使いLV12


スキル

弓術補正(D) 片手剣補正(E) 軽量防具装備補正(E)体内魔力操作


常時スキル

見切り 気配察知 モンスターテイム 体術

鷹の目


魔法

身体強化(全身身体強化、2段ジャンプ)


称号



改めて自分の振り分けた職業やスキル構成を見ると、全体的なプレイヤーの中では弱いだろうし、攻撃魔法や回復魔法は使えない。


けど、自己強化魔法は使えるので火力不足は少し補えるし、遠距離攻撃も弓があるし。


うん、やっぱりオッケーだ!!


人族の特性としてステータス(小)と、戦技補正(極小)がある。


なんて考えながら、VRヘルメットを被り、ログインを開始する。意識が朦朧と飲み込まれていく。


今日はボーナスをつぎ込んで当てたガチャアイテム、武具よりも今の私には稀少な???の卵(特殊)が手に入ったからだ!

特別なモンスターが手に入るかも知れない予感、相棒を手に入れるような嬉しさにニヤニヤが止まらない。


そんな気分のまま、始まりの街の広場へとログインが完了した。





ご意見をいただき、自分でも違和感を持てたため、編集させて頂きました。

まだ始めて2週間→友に誘われて始めて早半年間。基本は気軽にソロなので他人から見たらのんびりプレイだったが。


です。


また文章の加筆、改正を行わせて頂きました。



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