謎の美少女とのおしゃべり
最近モチベが上がってきた気がします。さあモチベが上がっているうちにどんどん更新していかないといけませんね!
「ここが『こんびに』なのね?」
「そうだけど......なんか発音おかしくねぇか?」
そしてコンビニに着いたミアンは興味しんしんに見ている。
「ここはどういう施設なの?」
「死なない程度の食べ物と生活用品が揃っているな。」
「なるほど......ここは簡易型の商業施設なのだな。」
「うーん......まあそうかな、商業施設だな。」
商業施設だけど何があるのか詳しくは知らないだろ。っていうか勢いで商業施設って言ってしまったじゃないか
「中に入るか?」
「もちろん入るわよ。中に入らなければ何があるのかわからないでしょう。」
しかしなぁ......その格好だとワンチャン止められるぞ......練人がミアンの服を見ていると、いきなり胸の前に手を置き、
「何を見ている!いやらしい目で見るんじゃない!汚らわしいぞ!練人!」
「違う!俺は断じてそんな目で見ているわけじゃない!」
「ならどうして私の方を見てニヤニヤしていた!」
「してねぇよ!お前の今の格好だとワンチャン止められると思っただけだよ!」
そう、ミアンの今の格好はTHE 厨二病と言えるような服を着ていた。こんな服で入ったら2秒で通報だ。
ちなみにそんな服を着ている本人は、さっき俺が言った、「ワンチャン」という言葉に対して、
「わ、わん......わんちゃん?犬のことか?」
と言っている。
というかわんちゃんって言いかたお前のなんとかワールドにもあるんだな。ちょっとびっくりだわ。
「ちげぇよ。もしかしたらって意味だ。お前のその格好はこの世界だと怪しまれるんだよ。」
さっき会った時でさえ注目されていたんだ。コンビニという密集地帯ではなおさらだ。不審者扱いされる。
「なんだそういうことなのね。別に服装くらい変えることは出来るわよ。」
「え、まじ?」
そう言うと、ミアンは何かを呟き始めた。
「......」
その瞬間光が辺りを包んだ。
「うわっ!!」
練人は、思わず目を閉じた。そしてもう一度目を開けた時には、
「どうかしら?この世界にあった服だといいのだけれど......」
制服姿のJK、いやミアンがいた。
「お前......その服がなんの服か知ってるか?」
「知るわけないじゃない。この世界に合いそうな服をてきとーに選んだだけよ。」
「まじかよ......厨二病みたいな服から制服姿のJKにチェンジかよ......しかも俺の通ってる高校の制服だし......本当に日本かここ?」
「『ちゅーにびょう』とは何?」
「なんでもねぇよ。こっちの話だ。」
まじかよ。女の子の厨二病って言う時のちゅの口の形可愛すぎだろ。新事実だなおい。
「何をジロジロ見ているの?早く行くのよ。」
「あ、ああ。」
ミアンはそう言うと早足で歩き出した。
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