美少女は空から降ってくる
やっと1000文字行くようになってきました。まだまだ読み足りないと思うので少しずつ増やしていこうと思います。
これからもこの日常が続くと思っていた。しかし、
「キャーーーー!!!」
「え?なんだ?」
どこからか叫び声が聞こえてきた。その声はだんだん近づき、
「ぐふっ?!」
首にいきなり衝撃が伝わり練人は地面に倒れた。
ああ……隕石が降ってきてぶつかったのか……せめて世界中のリア充を滅ぼしたかった……くそ……
と思っていると、
「もう、落ちるなんて聞いていないわよ!?そう言ってくれればいいのに……」
と可愛い声が聞こえてきた。
(え、誰だ?)と思いながら顔を上げると、
「あ」
謎の美少女と目があった。
髪は金色の金木犀のような色をしているツインテールで目はくりっとしていて透き通っており綺麗な肌をしていた。
しかし服に関しては黒や紫、赤などなんか色々な色の混ざった服を着ておりファッションセンスを疑う程変だった。
「……」
「……」
しばらくお互いが見つめあっていた。
しかし沈黙を破ったのは謎の少女だった。
「…誰…?」
「首に落ちてきて一言目がそれかよ……」
しまった。あまりに突然すぎてツッコんでしまった。
「だって私はあなたのことを知らないもの。」
「まあそうだろうな。俺も首に落ちてくる美少女なんか知らないからな。」
というかどこから現れたんだこの美少女は?そう思いながらも名前くらいは名乗ろうと思い、
「俺の名前は成神練人だ。お前は?」
「名乗る必要はないわ。」
「……は?」
えなにこのお嬢様みたいな性格。なんなの?ドラ●もんのス●夫みたいな性格してないこの子。人を見下すように教育されてるの?
「あなたのような下心に満ちた目をしている人に名前を名乗ると汚されそうです。」
「そんな顔してねぇよ!」
違った俺=悪って思ってるだけだった。
ごめん俺心折れそうなんだけど。性格の悪さなら世界一だなおい。
「まあいいか……」
別に興味のないことだ。空から女の子が落ちてきただけだしな……は?
いやちょっと待てなんで空から美少女が降ってくるんだ?!
まさかあれか!ずっとボッチな俺を哀れに思って神が俺に美少女をプレゼントか!?よっしゃー!ついにボッチ童貞からの脱出だー!と練人は思ったが、
「なぜこんな人がいるのかしら?」
とか言ってるしな〜絶対違うよなーって違う!
「というかお前はなんで空から降ってきたんだよ。」
「お父様が作った魔法陣に入ったら空に出てしまったのよ。」
「…………は?」
この美少女は何を言ってるんだ?練人はそう思うしか無かった。
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