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#7「21グラムの消失」

無事身内レイドを完了させました

 レベリングを兼ねて四階層目でゴブ将軍を呼び続けてる


 この階層は不思議なことに香を一回炊くごとにこいつしかスポーンしない、なにか法則性があるのかもしてない毎回呼ぶたびに表情というかこちらに対しての印象が悪くなっている気がする。


 前回炊いたときに関して某短距離走選手みたいな速度こちらに突っ込んできたので鉄のスパイクをぎりぎりのタイミングで生成してそのまま突っ込んで消滅、レベルが上がる


 今回また炊いてみたが前回のように突進はしてこない、俺の周りを目にもとまらぬ速さで回転していた


 とりあえずまたタイミングよくスパイクを出して突き刺す、またレベルが上がる


 そしてまた香を炊くと今度はこちらをじっと見据えていた、とりあえず鉄壁を生成するとその壁と距離を取るようになった、なので飛んだ場所の周りに鉄壁を生成して熱湯を流し込んでふたをする。

 またレベルが上がる、バカなのか?


 もしかしたら何度も個体を再利用しているのかもしれない、なんて便利なんだ、出すたびに強くなる(理論値)じゃないか!ならこいつは永遠のライバル(理論値)になるんじゃないか?


 鉄の大剣が良いお値段になる、こうして一回やるだけで10万マリオが増えていく、やったね!ハジメちゃんお金が増えるよ!!






 実は裏ではちゃんと社長の依頼を遂行している、社長からの命令はとりあえず話のネタになるものを見つけてきてくれ、ということなのでとりあえず張り込んでいく先々の場所、どんなところかをメモしていく、それを社長に報告して終わり・・・これを繰り返す、一日じゃネタがつかめない時もあるので数日張り込んだこともあった





 最近ニュースでうちの会社の名前をよく聞くことが多い、主に契約だったり買収だったりだ

 どんどん会社は大きくなっている、日本一の企業になるのはそのうちだろう




 三日後、レベルが20になった。ゴブリン将軍とはいい感じに殺陣をできるようになった、以前ほど圧迫感もないし両手で剣をふるえばあの振り払いも受けれるようになった、流石レベルの恩恵を実感せざるおえません


 いまだに到達階層は四階層、いい加減次の階層に降りてもいいだろう




--小林ダンジョン五階層目--


 降りるとセーフルームは無くあるのは闘技場のような広い空間だった、そこに立っていたのは鎧を着たゴブリンで槍を持っている、一体のみだ


 その面構えは何かを背負っているように見える、こちらを見据えると槍を構えてこちらに攻撃を仕掛けてきた


 名付けて隊長ゴブリンとでも言っておこうか


 ゴブ隊長は槍を構えたまま突進してくるが今の俺にはものすごく遅く感じる、持ち手が木でできていたので突進してくる槍を避け手持ちを持って両手で折った後、穂先をゴブ隊長に突きたてた


 消滅を確認したところで闘技場に扉が現れ、ついでに箱も現れた

 中身は杖だった、装飾品はそこまで派手なものではなく杖の先にはそこそこ大きな魔石が埋め込まれてあった。持ってみると魔力が少しだけ大きくなるのを感じる。


 なるほど、こいつは増幅装置としても使えるのかより強力な魔法が放てるようになるだろうか


 ウキウキで下に降りる、今度のセーフルームは岩の洞窟のような場所になっていた、明かりは当然のようにあるものの相変わらず暗い、だが少しずつではあるが下へは確実に牛歩だが進んでいる


ひとまず五階層目へ戻る


 対明するゴブリンは変わらないが俺のことを見るなりガタガタ震えてる、逃げ出したいようだ。

 これは予想から確信に変わった、このダンジョンは同じ個体を繰り返し使っているようだ。



 ひとまず休憩を挟むことにする、特に困ったことは無いがひとまずセーフルームを更新していく



--小林ダンジョン六階層目--

 セーフルームをくぐるとその先は草が生い茂り木も青々と群生していた。


 六歳層目からはまた環境が変わるのか


 散策を続ける、特に襲われることもなく移動ができた


 一時間歩き続けても次の階層の階段は現れることが無くあるけどあるけど見えるは木々のみであった


 四階層目であれば一時間も歩けば次の階層への階段はすぐに発見できたがいまだに発見するには至らない、流石に今回はすぐに見つけることはできないようだ




ささっ

「ガウッ!」


「ふんぬっ!!」

キャウン・・・六階層は狼、獣系の魔物が出てくるようだ、しかしハジメにはかなわなかった、なにせこいつは石橋を叩いて、割ったうえで飛び越える人間だった



 ひとまず出てくる敵は分かった、どの程度の強さなのかもわかった


 この程度であればすぐにでも下の階層に行きたいほどだが一向に下へ降りる階段が見つからない


 この階層の特徴は木々が群生しているということと草が生い茂って歩きづらいことと、非常に広いフィールド、軽装備で来ていたので水もそれほど持ってきていないことに気づいたハジメは準備を怠って死ぬよりはまし、という理由ですぐに帰還することにした


 それでもセーフルームに着くまで1時間以上の移動をしてしまうのだった、これは今後の課題にもなるかもしれない、一日じゃすぐ降りる階段が見つからない可能性が出てくるのだった

異世界化まで残り360日


異世界と混じりあうと何が起きるのか

・異世界の法則が現代社会に混ざり合う、主に魔法などはあちら側の世界の法則に近いものが主流になるだろう。

 混ざり合う前から魔法を使用しているハジメはそれに該当されることは無いまさにチートである

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