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#6「このふざけた素晴らしき世界は誰かのためにある」

明日と明後日、身内襲撃レイドがあるため投稿できません、ご容赦

--小林ダンジョン四階層目--


 次の日の朝、ハジメは早朝から四階層目に潜ることにした


 ハジメはこの階層で対集団戦闘に慣れることにした・・・といってもやることは変わらないのだが、石ころだけ投げていたもの少しだけパターンを増やすことにした


 ゴブリン側から見て退路のほうを封鎖し火を進行側と退路側に火を灯し、無理やり封鎖させるそしてある程度時間を経過させてそこに水を投入する、熱したフライパンの上に水滴を落とすと弾けるのを応用させてもらった、つまりは水蒸気爆発


 水は水蒸気になる際におよそ1700倍の体積になることを利用させてもらった、ひとたまりもないだろう。


 俺は事前に避難させてもらってる、爆発に巻き込まれた溜まったもんじゃない


 騎士ゴブもこの攻撃は耐えれないようで爆散していた、南無


 ドロップ品からは特に変わったことは無くあるとすれば落とす武器の質が上がったぐらいだろうか、それでも訓練用から兵士用の配給剣に変わったぐらいだろうか、とにかく金になることには間違いないので回収はしていく


 そうそう、奮発して3㎥の四次元カバンを購入してしまった、これが意外と便利だ今までは両手で担いで運搬とかしてたからね、あれはつらかった


 とりあえずレベルを一つ上げるまで対集団戦を続けることにする、さっきは魔法だけで討伐したから次は剣縛りで行こうかな




 そんなこんな考えていたらレベルはまた一つ上がる、最近ファンファーレをいじることに成功した。


 セーフルームでファンファーレで流したい音源を繰り返し鳴らしつ続けていたらいつの間にかファンファーレも変わっていた、不思議だ



 ひとまず香を炊く準備をする、大きめの広場を探さなくては




「見つけた、この広さなら十分走りまわれるし上空のほうに避難場所も作れる・・・ここで行こう」


 すかさず香を炊く・・・今回は今まで一分ほどすれば来ていたゴブリンたちが誰一人としてこない、もしかしたら使えないエリアとかあるのか?いや、もう少しだけ待ってみよう



 15分ほどたっただろうか、香は半分ほど消化されている。


「・・・やっと一体目のお出まし、だけど体いつもよりでかくないか?」

 そう、ゴブリンの体格は今までのゴブリンよりも大きく、鎧も今までよりも頑丈そうにできている。

おまけに剣もこれまた大きいときた、傭兵かな?それとも終わらない連載のあの人かな?というぐらい大きい大剣も片手で持ち上げている


「あ、これやべ」

 さすがに身の危険を感じたハジメは香を踏みつぶし強制的に香の効果を終了させる


 こちらもすかさず剣を構えるが何せあんな大剣を持ち上げる相手だこちらの剣ではすぐにぶっ壊れてしまうだろう


 お得意芸である投擲を剣で行う、プロ野球選手並みのスローボールをかますがゴブリンは剣でそれらをはねのける


まずい、こちらの剣の在庫が切れた。持っている装備といえば斧ぐらいだろうか、しかしそんな軟な装備では倒すことすらかないっこないだろう


 とりあえず魔法に頼ることにした想像するのは高圧水洗浄機のもっと圧を高めた水


「水圧弾!これでどうだ・・・くそ普通によけやがる!こら、このやろ!これならどうだ!!」

 水圧弾の数を増やしたり角度を変えたり、股下から攻撃しては見るもののすぐに回避されてしまう


「これならどうだ!!さすがこんなに炎をまとわられたらさすがにダメージの一つや二つ・・・!?あいつ全部剣で吹き飛ばしやがった!!」


 なんなら次は何層もの壁を作りまた出られないであろう厚さにして密閉して水攻めをしてみる



 二、三分ほどしてようやく出てきた、ちょっと息切れしてるね・・・ちょっと焦ったのだろうか?

 このタイミングだといわんばかり先ほど攻撃で使った水を再利用させてもらう


 あらゆる方向からの水圧弾が飛び交う、流石にあのゴブリンでもよけきることが出来なかったようで一つだけ、剣を持っていた反対側の腕が貫通した


「よし今だ!水圧弾!あの腕を切り取れ!!」

その命令と同時に水圧弾・・・一直線に流れ続ける超高圧の水は移動をしはじめ腕を切断した、水は鉱石だって切れる、腕の一つや二つぐらいなんてことはないのだ


 さすがにこの攻撃は効いたようで悶絶している様子、少し経ったあとでこちらを睨んでくる・・・どうやらブチ切れられた様子だ先ほどとはうって変わって行動が先ほどよりも敏腕になっている


一瞬の間に奴は俺の目の前にとびかかってくる、あまりに早い攻撃だがただの振り下ろしというのが功をそうし危なげだがよけることが出来た、これが両腕の攻撃だと思うと一たまりもないだろう・・・うぅ考えただけで漏れそうだ


 奴の攻撃が止まらない、横に薙ぎ払ったかと思えばあいつはすぐに剣の持ち方を変えて振り下ろして来たり、結構突き刺さってる剣のはずなのに無理やりえぐる感じで突きあげてくるから油断が一切できない


 水攻めをするにしても自分とある程度距離を離れさせ使ってみたりしなければならない・・・というか土だけじゃなく鉄とか金属の壁って出せるのだろうか・・・元がマグマだろうしいけるだろう


 鉄のプレートを想像し奴の目の前に突きたてる、これを突き破ろうとするがなかなか貫通しない、だって厚さ50cmだよ?さすがに貫通は・・・やばこの一回で魔力がほとんど持っていかれた。運よくあいつは鉄板にご執心のようだし今のうちにMP回復小瓶を何本も開けて飲む・・・まずい!!もう一本!!


 すぐさま同じ厚さの鉄板を四方に二枚ずつ厚さを倍にするように建てる、そして同じ厚さ屋根も追加してすぐさま水攻めを始めるおまけに鉄板の近くに火も灯してあげよう、水のかさが増える速度を遅くする代わりに今度は熱を追加してあげた


 すると一回目とはちがいすごい大きな音を立ててガンガン行っている、死に物狂いとはこのことだろう、水の温度が高くなるにつれてゴブリンも叫び始めるがやがてその声もしなくなる


 そのまた数十秒後にはファンファーレが二回なった、こいつは間違いなく強敵なのだろうあの攻撃は確実に今の俺じゃ受け流せないのは確実だ、あのゴブリンが力だけの存在で助かった



 とりあえず鉄板を土の中に少しずつ戻し熱湯を少しずつ流していく


 熱湯を流し終えご開帳すると鉄の剣だけが残っていた、どうやら箱に入らないもの野ざらし放置されるようだ


とりあえずこの剣を持って下の階のセーフルームへと移動する・・・重っ!?




 結論だけ言えばこの大剣、非常に御値段で売れた破格の10万マリオさすがに鉄板のせいで剣じたいに傷がつきまくりで価値が下がったのだろう、同じような大剣をしていして買おうとしたら100万以上を請求された、ひぇぇ


 当分の目標は決まった、四階層であのゴブリンを相手どりながら攻略していこうレベルも上がるしあんな良い金策になる奴ほかにいないし


 うへへ、わらいが止まらない


ハジメはまだ知らない、これが序章ということに、というよりダンジョン自体がハジメを恐れ初めて本気で殺しにかかることまだ知らない



異世界化まで362日

香を使わず地道に攻略していけばあの段階であのゴブリンは出なかったことでしょう

あれは10階層ほど後に潜ると出てくるゴブリンで名は「ジェネラルゴブリン」将軍ゴブとでも呼んでおこう


ダンジョンのシステムがいい加減進まないハジメに対して煽りを入れてやったがハジメ自身はなんなく撃退してしまいダンジョンはそれに恐怖した、多分こいつまた同じような手段でゴブ将軍を討伐し続けるからだ


低階層に上位階層の魔物を呼びだすことはできるがその呼び出した魔物の強化はできない、おまけに攻略者のステータスもいじれないのだ、これは積みだ

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