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アイテムボックス

防具屋では、重さ重視で革の手袋と革の胸当てを購入。

両方1kgなので、許容範囲。


革の手袋は、籠手と言って良いくらいの作りなので1kgもあるんだ。

その代わり、素手では触れない危険な物も持つ事が出来る。

しかもステータス等を、装備したまま使えるという便利な機能付き!

5000Jもしたけど。

ちなみに胸当ては8000J。


武器屋のオッサンは、そのまま今度は道具屋に連れて行ってくれた。

ここでは、最低限冒険に使う物を購入。

キャンプセットという名前で売っていた。別にキャンプに行く訳では無いんだが……。


そしてここで判明!

俺はアイテムボックス持ちだった!

お金の出し入れと同じ方法で可能!

まぁ、実は全人類どころか、モンスターまでも持っているそうだけど……。


でも、これがモンスターを倒した時のドロップの秘密だった。

モンスターを倒すと、ゲームとは違い死体が残るらしい。

ついでに、そのモンスターがアイテムボックスに入れていた物が放出されるそうだ。

モンスターからお金がドロップする場合、冒険者や旅人から奪ってた事になる……。怖い。



色々案内してくれた、武器屋のオッサン。

最後に薬屋に案内してくれた。

ここで、薬草と毒消し薬を購入。


丁度良いので薬草の効果を聞いてみた。

薬草は怪我を治すそうだ。HPの回復では無いんだって。

ステータスに影響は無いが、怪我をしたままだとHPが減っていくので、使えば減少は止まるらしい。

ラノベのように「傷が消えた!」って程の効果は無いようだ。


「ん? そういう薬もありますよ?」

「えっ?! あるんですか?!」

「ええ。エリクサーやポーションですね」

「売ってないんですか?!」

「この辺ではあまり必要が無いものですので。

 王城ならば、在庫しているんですけど」


城にならあるのか。

だからといって、行く気にはならないけど。

それにどうせ貰えないだろうし。

レベル上げてから訪問するくらいかな。

その頃には「お城の鍵」も入手しているだろう。

あれっ?! ゲーム内では城の中を歩き回って宝箱を開けて物色してたけど、ここだと泥棒になるのか?

…………その時に考えよう。そうしよう。


そんな事よりも!

とうとう入手しました!

その名も「魔力薬」!

これが魔力のレベルアップをさせる薬!

クソマズイから、1日1本にしとけって言われたけど。


ちなみに、お値段。10000J。高い。

薬草が500J、毒消し薬が700Jと言えば高いのがわかるだろう。

胸当てよりも高い。5本も買ったけど。




「これで大体揃ったか?」

「ありがとうございます。

 なんでこんなに親切にしてくれるんです?」

「お前みたいなヒョロいヤツが武器を買うってのに、放って置けるかよ」


カッコイイ事言いながら、頭を掻くオッサン。


う~ん、怪しい。だって目が泳いでるもん!


「……本音は?」

「だって、お前、一応貴族じゃないか!

 後でゴチャゴチャ言われる可能性があるだろ!」


設定のせいだった!

いや、助かったから良いんだけどね。

ゴメンね、ウソついて。可愛い子に案内して貰いたかったとか思ってて。




準備も出来たので、早速モンスター退治に行ってみよう。

ゲームでは選択肢型の戦闘だったが、実際は当たり前だが体使って戦うんだろう。

怖いが、ザコを倒して実験しておかないとな。


「おい、どこへ行こうとしてるんだよ」

「えっ? 買い物も終わったし、早速出かけようかな~と」

「アホか! ヒョロヒョロのくせに何言ってんだ!」

「止めないでください」

「うるせぇ! お前は今から修行だよ!」

「はぁ?! 修行?! 何で?!」

「そんな赤ん坊みたいなステータスのヤツを見逃せるかよ!

 俺んちで今日から、まともになるまで修行するんだよ!!」


抵抗虚しく、俺はオッサンにドナドナされた……。

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