デート?後の日曜日
以下同文?いいえ、遅れてごめんなさい。
3番投稿です。
裕樹が家に帰ると、華憐に「デートどうだった?」と聞かれた。
「で、デートじゃないし」
そう答えると、晩御飯の準備をした。
華憐はそれ以上は聞かなかったが、ニヤニヤして居た。
その後は普通にお風呂に入って、自分の部屋でゲームをして寝た。
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裕樹のお小遣いは基本少ない。
何故かと言うと、ゲームに使い過ぎるからと言う理由と、華憐の仕事の費用に消えるからだ。
しかし、その倍以上を稼いでる華憐だったが、将来の為に貯金をしているらしい。
誰に対する貯金なのかは不明だが……。
取り敢えず、裕樹のお小遣いは少ない。
しかし、ゲーセンに寄り沢山ゲームをする余裕はある。
それは何故か………理由は簡単。
ゲームで稼いでいるからだ。
リアルマネーを賭けたゲームがある。
ギャンブルの為、基本的には賭けれる金額は少ない。
しかし、ギャンブルの参加者側に回れば一攫千金を狙える。
その為裕樹は、ゲームの腕を磨いている。
格ゲーだったり、パズルだったり……裕樹に不可能はほぼほぼ無い。
そのゲームは基本ランダム制のゲームだ。
どんなお題が出るかは、わからない。
裕樹はそのゲームでのあだ名がある。
『叡智の木』と言うあだ名を。
元々、そのゲームでやっている名前は『tree』だが、裕樹が賞金を荒稼ぎしているのを見た観客の一人が、言い出したあだ名だ。
どんなゲームが来ても負け無し、その為最初は『栄養を食いに来たか』と言われていた。
それが、急に『叡智の木』と呼ばれるまでに成長したのだから凄い。
取り敢えずだが、裕樹は資産をちゃんと持っている。
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「今日の稼ぎは30万か……結構稼げたな〜」
そう言う男……裕樹は『マネーイズキャッシャー』と言うゲームでお金を手に入れていた。
そのゲームに参加する条件は、唯々お金を払うだけだ。
千円払い、最高で40万の賞金が貰える。
運営陣は、参加者の名前をゲーム中は公表しない。
ゲーム終了後にトーナメント表が発表され、誰と戦ったかはそこでわかる。
観戦者にも名前は伏せられる為、負ける人は確実に出る。
その為、需要と供給は完全に出来て居るわけだ。
そのゲームであるプレイヤーに裕樹は尋ねられた。
『ちょっとお聞きしたい事が…』
そのプレイヤー名は『sifai』裕樹とは一回も戦った事はないプレイヤーだった。
裕樹は、そのプレイヤーに返答した。
『えー、ゲームのテクニック指導とか以外なら出来ますよ?ゲームのテクニック教えると……まぁ、これでお金を稼いで居る人からすればピンチになるので』
『いえ、そんな事ではなく……自分脚本家をしてまして…』
『へー、そう言うお仕事を……息抜きにこのゲームを?』
『はい……それで、もし誘拐を目的としたゲームを教えて頂きたいと…』
それを聞いた瞬間驚いた。
別ゲーの事をこのゲームで聞かれるとは思っていなかったからだ。
推理も『マネーイズキャッシャー』の中に入って居るが、誘拐系……つまり、犯人サイドに回るゲームは実装されていないのだ。
それで気になった事を、そのまま聞いた。
『なんで、そんな事を?』
そう裕樹が聞くと、『sifai』は少しだけ反応が遅かったが、返答した。
『脚本を書く為に必要でして……お願いします!』
その言葉を聞いた裕樹は仕方ないと思い、教えた。
『『リヴァイテッドフールズ』ってゲームが自分のオススメですね』
そう言うと、『sifai』はありがとうございます!!と言ってログアウトして行った。
裕樹は再戦をして、『sifai』の事を頭の片隅に追いやった。
結果、裕樹が稼いだ金額は120万だった。
『マネーイズキャッシャー』用に作った銀行口座を確認しに行って、ちゃんとお金が入って居る事を確認した裕也だった。




