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デート?後の日曜日

以下同文?いいえ、遅れてごめんなさい。

3番投稿です。

裕樹が家に帰ると、華憐に「デートどうだった?」と聞かれた。


「で、デートじゃないし」


そう答えると、晩御飯の準備をした。

華憐はそれ以上は聞かなかったが、ニヤニヤして居た。

その後は普通にお風呂に入って、自分の部屋でゲームをして寝た。

_________

裕樹のお小遣いは基本少ない。

何故かと言うと、ゲームに使い過ぎるからと言う理由と、華憐の仕事の費用に消えるからだ。

しかし、その倍以上を稼いでる華憐だったが、将来の為に貯金をしているらしい。

誰に対する貯金なのかは不明だが……。

取り敢えず、裕樹のお小遣いは少ない。

しかし、ゲーセンに寄り沢山ゲームをする余裕はある。

それは何故か………理由は簡単。

ゲームで稼いでいるからだ。

リアルマネーを賭けたゲームがある。

ギャンブルの為、基本的には賭けれる金額は少ない。

しかし、ギャンブルの参加者側に回れば一攫千金を狙える。

その為裕樹は、ゲームの腕を磨いている。

格ゲーだったり、パズルだったり……裕樹に不可能はほぼほぼ無い。

そのゲームは基本ランダム制のゲームだ。

どんなお題が出るかは、わからない。

裕樹はそのゲームでのあだ名がある。

『叡智の木』と言うあだ名を。

元々、そのゲームでやっている名前は『tree』だが、裕樹が賞金を荒稼ぎしているのを見た観客の一人が、言い出したあだ名だ。

どんなゲームが来ても負け無し、その為最初は『栄養を食いに来たか』と言われていた。

それが、急に『叡智の木』と呼ばれるまでに成長したのだから凄い。

取り敢えずだが、裕樹は資産をちゃんと持っている。

_______

「今日の稼ぎは30万か……結構稼げたな〜」


そう言う男……裕樹は『マネーイズキャッシャー』と言うゲームでお金を手に入れていた。

そのゲームに参加する条件は、唯々お金を払うだけだ。

千円払い、最高で40万の賞金が貰える。

運営陣は、参加者の名前をゲーム中は公表しない。

ゲーム終了後にトーナメント表が発表され、誰と戦ったかはそこでわかる。

観戦者にも名前は伏せられる為、負ける人は確実に出る。

その為、需要と供給は完全に出来て居るわけだ。

そのゲームであるプレイヤーに裕樹は尋ねられた。


『ちょっとお聞きしたい事が…』


そのプレイヤー名は『sifai』裕樹とは一回も戦った事はないプレイヤーだった。

裕樹は、そのプレイヤーに返答した。


『えー、ゲームのテクニック指導とか以外なら出来ますよ?ゲームのテクニック教えると……まぁ、これでお金を稼いで居る人からすればピンチになるので』

『いえ、そんな事ではなく……自分脚本家をしてまして…』

『へー、そう言うお仕事を……息抜きにこのゲームを?』

『はい……それで、もし誘拐を目的としたゲームを教えて頂きたいと…』


それを聞いた瞬間驚いた。

別ゲーの事をこのゲームで聞かれるとは思っていなかったからだ。

推理も『マネーイズキャッシャー』の中に入って居るが、誘拐系……つまり、犯人サイドに回るゲームは実装されていないのだ。

それで気になった事を、そのまま聞いた。


『なんで、そんな事を?』


そう裕樹が聞くと、『sifai』は少しだけ反応が遅かったが、返答した。


『脚本を書く為に必要でして……お願いします!』


その言葉を聞いた裕樹は仕方ないと思い、教えた。


『『リヴァイテッドフールズ』ってゲームが自分のオススメですね』


そう言うと、『sifai』はありがとうございます!!と言ってログアウトして行った。

裕樹は再戦をして、『sifai』の事を頭の片隅に追いやった。

結果、裕樹が稼いだ金額は120万だった。

『マネーイズキャッシャー』用に作った銀行口座を確認しに行って、ちゃんとお金が入って居る事を確認した裕也だった。

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