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ギルマスとの邂逅

今回は短いけど許して。

説明が最初の方はだらだらと続きます。

出来るだけ短縮しようと頑張ったけどあまり意味がなかった。

でも、読むのめんどくさいからと言って飛ばさないで。

おっさんを・・・・という状態から元に戻して話を聞いたことと、渡された本を読んでわかったことをまとめると以下のことが分かった。


1、この国はギルドに来る道でおじさんに聞いた通り冒険者たちが集まって作ったらしい。

そしてこの国で一番偉い人つまり王様のような人はギルドマスターである。


2、この町に集まってくるのは基本冒険者か、冒険者相手に商売をしようとやってくる商人で、

冒険者4、商人5、それ以外の人1という具合である。


3、この国は実力主義で実力がなければ生きていくのも大変である。


4、お金の単位はテル。だいたい1000テルで一日過ごすことができるらしい。


5、冒険者には男性も女性もいる。男性0.5、女性9、それ以外0.5という割合になっている。女性が多いのはなぜかと聞いたら「それは女性のほうが強いからに決まってるんだろ」ってさも当たり前のように言われたので詳しく聞きにくく聞けなかった。それよりもそれ以外0.5ってなんだよ!と突っ込んでしまったのは仕方がないことだろう。


6、冒険者にはランクがありGからSSSまである。仕事もランクに応じて様々なものが受けられるようになっていく。ランクはこなした依頼の数や倒した敵により上がっていく。ここで敵をモンスターと言わないのは盗賊なども対象になっているからだ。


7、ギルドカードにはレベルが記されている。レベルは、敵を倒した際に少量漏れ出る魔力量を感知して自動的に上がっていく。レベルは高ければ高いほど上昇しにくくなる。ここで言うレベルとは元の世界でよくあったレベルが上がると自分のステータスが上がるというようなものではなくて、自分が新人ではなくベテランであることを示すものであり、レベルが上がったからと言って自分が強くなるわけではない。しかし、レベル100のCランク冒険者とレベル10のCランク冒険者では前者の方が圧倒的に信頼されており、優秀だと思われている。


8、ギルドカードには自分の魔力量が記されている。魔力量はあとで調べるらしい。魔力量は数字であらわされる。だいたい平均は1000ぐらいだそうだ。つまり俺は調べられると10と出るわけだ。


9、ギルドカードには自分の身体能力が記されている。これも後で調べるらしい。身体能力はGからSSSであらわされる。これは数値化できなかったので仕方なく今のようにしたらしい。Gは普通の男性の身体能力でSSSになるとドラゴンと素手で殴りあって圧倒できるようだ。平均はC。


10、魔力量と身体能力を合わせて個人の強さということらしい。実際には技術などもあるので確実なものではないそうだが。


11、冒険者初心者には最初の1週間は訓練があるらしい。これは必修のようだ。


聞いている最中におっさんにかなりあきれられた。

やっぱりこのようなことはこの国に来る前にたいていの人はしているようだ。

取り敢えず、知りたいことは大体知ることができたので魔力量の測定と身体能力の測定をすることになった。


まず魔力量の測定からだった。

これはとても簡単なようで水晶に触れると魔力量が数字となって表れる仕組みになってる。

なので、すぐに水晶に触れた。

すると俺の予想通り〈10〉と出た。


「お前ホントに冒険者としてやっていけるのか?」

とおっさんに心配された。


「いえ、大丈夫ですよ。次で本領発揮できますから。」


「そういう奴はたいていダメなんだが・・・・・・・・」


おっさんと少しづつ打ち解けてきたので少し話をしながら身体能力の測定をするギルドの裏側にある闘技場へ向かった。




しばらくして


「はああああ!??お前人間か!あれ仮にも魔鉄だぞ!!ぜってえ人間の面被った化け物だろ!!!」


「いやいや、ひどいですね。俺確かに人間やめてるように思いますけど一応人間ですから。」


「間違いない。俺の目に間違いはない!人間だったらこんなもの壊せるはずがない!!!ぜてぇ無理だ!!!」


「実際にやったじゃないですか。」


「だからお前は人間じゃないと言ってる。」


「普通に人間ですから。ちょっと身体能力の高い人間ですから。」


「ちょっとじゃねえよ。滅茶苦茶高いんだよ。こんなことする奴見たことも聞いたこともねええよ。」


「そうですか。じゃ、かなり珍しい、身体能力が滅茶苦茶高い人間ですね。」


「いや、かなり珍しい、身体能力が滅茶苦茶高い化け物だ。」


「人間ですから。」


「いや、化け物だ。」


そんな会話がされていた。

なぜこのようになったかというと俺が身体能力の測定で人類史上初めてのことをしたからだ。

身体能力の測定では鉄板を使った。

鉄板と言ってもただの鉄板ではなく魔鉄でできたものらしい。

魔鉄とは魔力がたまっているところにできる金属で様々な特性を持つようだ。

そしてこの魔鉄は衝撃を与えると衝撃の大きさに応じてひびが入るという特性を持っていて、発見された当初は役に立たないとされてきたが、今では入ったひびの大きさで身体能力を測るために使われているということだそうだ。

そして今まで最高の記録では、ひびを縦に入れて真っ二つにしたのが最高記録だったのだが、俺が殴って鉄板を粉々にしてしまった。そして今に至る。


「あのさ、前に真っ二つにした人の時もさ、きっと疑われたんでしょ。でも人間だってことに今なってるんでしょ。ならおれも人間でいいじゃん。過去に学ぼうよ。」


「いや、でもなぁ。」


「でもなぁ、じゃない。俺は人間。化け物じゃない。おk?」


「むむむむむうううm。いでも、」


「でもじゃない。俺は人間。人間なの。」


「と、取り敢えずそういうことにしておくか。。。」


「ところで今まで名前聞いてなかったけどおじさんの名前ってなんていうの?」


「ギリク・アスペルガーだ。ちなみにギルドマスターだったりする。」


「俺は武富 要。あ、さっき書いたか。

・・・・・・・・って、はあああああ!!!!ギルドマスターだとおおおお!!!!」


これが、武富要のギルドマスターとの出会いだった。

お偉いさん(ギルマス)参上!!!

次回かその次ぐらいにギルマス視点の閑話を入れるつもり。

最後に誤字脱字があったら教えてください。

よろしくお願いします。

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