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その8 自分のこと馬鹿にしている人間に・・・
僕はこっちの世界に戻り考えた。
ここでは、47才のニートな男だ。
人間関係が苦手で、人と関わるのを避けていた。
『人の心とは?』
自分のこと馬鹿にしている人間に、有益な情報提供やアドバイスしないのは当たり前だ。
それも人間だろ?
その立場にならないと、分からないことはある。
馬鹿でないから、秘密をペラペラ話さないのが社会人の大人だ。
無駄な争いを避けるのも大人だ。
マイナスな結果が分かっていることはやらない。
一見マイナスに見えても、後でプラスになるならヤる、など先を考えている。
子供は、猫の虚勢のように大きいこと(話を盛る)や嘘を言い、相手を威圧して勝とうとする。
しかし、それを見抜かれ負けた時、反動がでかい。
嘘を付かないほうが良かったとなる。
(後で虚偽の責任を取らされる。)
大人は色々秘密がある場合がある。