その7 メビウスが考える『悪役』とは何だろう?
目が覚めると、また白い部屋にいた。
ダブルメビウスを起動させた。
カタカタカタ、ハードディスクが動き出す。
相変わらす立ち上がりは遅い。
ノートン先生とか入れたらもっと重くなるだろう。
「今日は特別講習です!
メモ帳を使い『悪』について作文を書いてください」
僕はマンガの悪役を思い出した。
・社会を壊す犯罪者
・従業員を奴隷のようにつかう会社
・戦争をして平和を壊す存在
・不正や脱税などして儲ける人間
・泥棒
・魔王 (日本だと信長のイメージ)
・働けるのに働かない人間(自分だ・・・・・・・)
言われないと気づかない人間がいる。
日本文化に人の気持ちを察するというのがある。
なかなかズバリ言わない。
言えば相手は怒るかもしれないし、失礼な場合もある。
自分は社会を悪くするガン細胞になろうとしていないか?
自分と同じ人が増えている。
無職で家でゲームしたりアニメ見たりマンガ読んだり、
それで許されるとおもっている。
ガン細胞は増殖し、社会を壊し国を悪くする。
嘘や不正で楽をして、仕事しないで生きようとしている。
『大人になったら仕事する』このルールは鉄板だ。
多くの人が仕事しなくなったら国が終わる。
石油を売って稼いでる国とは違うし、そういう国も未来を
考え投資したり勉強している。
当たり前を否定し逆のことをするから悪になる。
理屈の通らない反対や犯行をしていても悪になる。
アベルとカインのように、実の兄弟でも殺す場合がある。
人間はルールを作り守らないとヤバい点がある。
悪についてメモ帳に入力しだすと止まらなくなった。
急に眠くなってきた。 念のため保存をしておく。
カタカタカタ
「今日は頑張ったね、おやすみなさい。またね」
僕はこの世界でも寝落ちをしていた。
【余談】
今日のニュースの情報
今は日本国民(約1億2500万人)の約30%が65才以上の高齢者だ。
仕事をしてきた高齢者が年金暮らしで無職でも問題ないだろう。
しかし色々な理由で高齢者の約900万人が仕事をしているそうだ。
僕(主人公)は47才の設定である。
僕の経験談だと、あまり長いニート生活はお勧めできない、
怪我や病気で治療しているなら療養中だが、障害者の方も頑張って仕事している
のも考慮すべきだ。
趣味を極めてプロになるのもすごいが、その実力がないのにダラダラと無職で
いるのは痛い言い訳だ。やはり、プロ(仕事)の世界は甘くない。
それに気づいてないなら不味い。
プロになりたいのなら、
スカウト待つより、持ち込みなどでプロの編集者のアドバイス聞く方がいいだろう。
マンガの場合そうだが、小説もそういうプロのアドバイス聞くのが正攻法だろう。