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新・私のエッセイ:2号館(No.101~200)

新・私のエッセイ~ 第122弾 ~ 『徒然草』のススメ ~ 中世の天才エッセイストのロマン❤️

 ・・・日本三大随筆のひとつ、


 『徒然草つれづれぐさ』を知らない日本人は、おそらくいないだろう。


 中学校の古典の授業でも、その一部・・・


 たとえば、


 『猫また』や『仁和寺にんなじの法師』の話、


 あるいは、


 蜜柑みかん泥棒対策として、自宅の蜜柑の木の周囲に、ぐるりと、厳しく囲いを作ったのを見た、作者の兼好法師が、


 「・・・せっかく、久々に風流でいきなお人にめぐり会えたと思っていたのに。やはり、こやつも、しょせんは、そこらへんにいくらでもいるような、単なる『俗物ぞくぶつ』にすぎなかったのかや・・・。』


 と、落胆するエピソードあたりは、きっと皆様も習ったご記憶があることと思う。


 だがしかーし!


 学校の授業だけで、残りのエピソードを知らないというのは、あまりにも、もったいないと・・・ぼくは思うのであります。


 ・・・『徒然草』には、


 マジで面白くて、ためになる話、


 生きるヒントや、自分を見つめなおすキッカケになってくれそうな話、


 「うーむ。」と、思わずうなってしまうような話、


 「そいつは傑作だ! わははは!!」と、ヒザを叩いて感心し、腹かかえて笑っちゃうような話・・・


 などなどの、ジャンルを問わない、


 何度読み返しても飽きがこない・・・興味深いお話が満載♪


 そして皆様は、同時にこうも感じるはずです。


 「・・・鎌倉・室町時代の人らって、令和の俺たち(あたしたち)と、本質的には、なんにも変わってねぇんだなぁ・・・。」


 とね。


 ぼくは、冗談抜きで、吉田兼好法師のような、


 優れたエッセイストになりたい。


 皆さんに提供できる知識やネタを、ただ盲目的・惰性的に探すだけで終わらず・・・


 彼のように、


 ときには、人生について考えさせたり、


 「はっと」気づかせる何かを提示してみたり・・・


 そんな優れたエッセイストに、


 ぼくはなりたい。


 m(_ _)m


 追伸:書籍の紹介❤️


 (絶版だったら、ゴメンナサイ)


 『角川書店編 ビギナーズ・クラシックス 徒然草』:角川ソフィア文庫:定価 629円(税別)


 ・・・数ある、徒然草の現代語訳つきの書籍の中でも、かなり読みやすく、また、


 優れた現代語訳・解釈ですので、


 ぜひ、ブックオフの古本でもいいので、見つけたら、一読くだされ❤️


 m(_ _)m

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