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ミニ物語~留守番~

作者: 凪夜 流歌

……あなたは幽霊を信じますか?



その年、6年生になった私は一人で留守番をしていた。

親たちは、買い物に出ている。

家の中は本当に静かだった。

別に騒ぐこともないので私は2階の自分の部屋で本を読んでいた。

…ガタ‥ガタ…。

「!?」

今…下から音がしたような気が…。

耳をすませてみた。

「……」

…何も聞こえない、空耳‥かな?

私は本に目線を落とした。するとまた‥ガタ‥ガタ‥。

やっぱり聞こえる。何かが動くような音。

‥ガタ‥ピチャ‥ガタ‥ガタ。

あれ?『ガタ』ってゆう音と一緒に他の音が聞こえる気がする。

ガタ‥ピチャ‥ガタ‥ガタ。

やっぱり聞こえる、『ガタ』ってゆう音と一緒に『ピチャ』ってゆう‥何か、濡れた足で床を歩いているような音がする。

…下に‥誰か居る…?

そんなことは無いはずだ。

親は出かけていてあと1時間は帰って来ない。私には兄弟はいないし、うちの家はおじちゃんやおばあちゃん達とは一緒に住んではいない。

じゃあ…

「誰なの?」

考えていたことが口から出てしまった。思わず出てしまった言葉に自分でも驚きながらも素早く口元に手をやると耳をすませて音を聞いてみた。

………

「……」

聞こえない…さっきまで絶え間なく続いていた音が消えた。

「やっぱり…空耳?」

ホッとした瞬間

…ピチャ…

…後ろで…濡れた足で床を歩いているような音がした…。


…私の後ろになにが、居たと思いますか?……




あなたは幽霊を信じますか?


この子は名前ないんですよね・・・^^; かわいそうに(おい!

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