表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未定 ハッピーエンド  作者: はるるん
1/2

俺が忘れさせてやる・・・なんて言わない人だった。

ただ、隣にいてくれて 心地よくて

縋ったわけではないけれど、その空間に守られていた。

あるとき彼は言った。


「俺じゃダメか」と


今更だった。すでにあなたじゃないとダメだった。

伝えたことなかったっけ?思い返してみるけれど

確かに言ってなかったかもw


わたしが悶々と考えているうちに、彼の表情はなくなっていった。


思い返せば早2年、あの時から2年もたっていた。

彼は2年間、何も言わず手も出さずにそばにいてくれたのだ。

わたしは27歳、彼は32歳になっていた。


「俺、今だったら養えるくらいの給料もらってるし。

あ、別に家庭に入らなくても良いけど・・・。

でも、俺が帰ってきたときに家に明かりがついているのみたら

すげーうれしかったし・・・」


今、私達は同棲している。付き合ってもいないのに笑

私としては付き合ってると思っていたけど


「だから、もしよかったら結婚してほしい。

 やっぱり、ダメか?

 俺はおまえが好きだから、これからも一緒にいたい。」


そう言って、小ぶりのダイヤモンドの指輪を渡された。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ