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『使命』
ここは‥ どこだ?
目がさめるとそこはあたり一面暗闇。
なぜ俺はここにいる?
思い出せない
男は目が覚めた以前の記憶がない。
男は立ち上がる
『カチャ‥ガチャ』
立ち上がりまえを向くと小さく光る場所が見えた
ゆっくりとそこを目指し歩く
どれほど歩いたか気が遠くなるほど遠い
光の場所に着くと男と同じ大きさの穴がそこにはあった
突如頭の中に直接声が響く
『もうやすまなくて良いのかい?』
『これからまたキツイ思いをしなくてはいけなくなるよ』
『君はもう十分に頑張ったじゃないか‥それでも行くのかい?』
幼い子供の懐かしく聴いてて安心する声が聞こえる。
『あぁ‥なぜかわからないが‥この光の向こうに行かなければいけない気がするんだ』
男は何故かわからないが強くそう思った。
『そうか‥君がそう言うなら心よく送り出すよ
また会おう「アショル」‥ 』
幼き子供は男にそう伝えた
『ありがとう‥「イル」』
男は何故かその名を呼び光の場所えと向かった。