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異能園〜いのえんへようこそ〜  作者: あみるニウム
第六章「異能決戦」
56/67

6−9

「でやっ! そりゃ!」

 息をつくまもなく赤林が斬撃を繰り出す。

「……!」

 ジンも負けじとそれに合わせるように打撃を放っていた。

「ほらほら? どうした?」

 だが、ポロニアスはいとも簡単にそれらの攻撃をいなす。

 あんなから距離を取らせることには成功したが、勝ちの目は全く見えなかった。

「はあ……、はあ……」

 しばらくして、赤林の息が上がり始める。

 ジンも、無言ながら肩で息をしており、体力は限界のようだった。

「飽きたな。この世界では時間制限もあるし、君たち二人との戯れは終わりにしよう」

 ポロニアスはそう言うと、両の手を大きく振りかぶった。

 そして、虚空に対して振り下ろす。

 刹那、赤林とジンの胸元から血が噴き出した。

 何が起こったのかわからない二人は、その場に膝をついた。

「ふむ、足りないか」

 ポロニアスが呟きながら、片手を横に薙ぐ。

 すると、ジンがその場に倒れ込んだ。

 赤林は何が起こったのかわからず、倒れるジンに視線を送る。

 ジンが横たわる地面には、血だまりができていた。

「てめえ……!」

 赤林が剣を杖にして立ち上がる。

 そして、フラつきながらも、剣を構えた。

「おや、まだ立ち上がれたか」

 ポロニアスが意外そうに言った。

「だが……」

 ポロニアスの姿が消える。

 赤林は驚き、周囲を見渡す。

「ここまでだ」

 その声は背後から聞こえた。

 次の瞬間、背中には鈍痛を感じ、赤林は倒れた。

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