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異能園〜いのえんへようこそ〜  作者: あみるニウム
第四章「異能試験」
25/67

4−3

「……という感じで考えて、オーダーを弄ってくるじゃないかな?」

 選抜メンバーを前にした赤林が告げる。

「なるほど、それじゃ……」

 メンバーの一人が頷くと、赤林は答えた。

「うん、先発は僕だ」

「でも、そこまでする必要あるか? 相手はW組だぜ?」

 別のメンバーが疑問を呈した。

 それに対して、赤林は笑顔で答えた。

「これは先生に聞いた話なんだけど、実は……」

 赤林はメンバーに小声で話す。

 その話を聞いたメンバーたちは驚きの表情を浮かべた。

「というわけで、油断してはいけない相手なんだ。とはいえ、総合力としては、僕らの方が圧倒的に上なはずだ。だから、相手の作戦さえ潰せば、恐るるに足らない」

 赤林は真剣な表情になって続けた。

「とにかく、一番の強敵は先発だ。そのあとは徐々に実力が落ちていくはず。つまり、初戦さえもぎ取れば、勝ったも同然だ。そのためにも、僕が先発の方が良い」

 赤林がニヤリと口元をゆがめる。

 だが、それに気がつくものはいなかった。

「うん、赤林くんがそこまで言うのならそうしよう」

「そうだね、きっと間違いない」

 周囲の学生が全員賛同する。

 赤林を疑う者は、もういないようだった。

「さあ、僕らの初陣だ。華々しく勝利しようじゃないか!」

 赤林の言葉に、残りのメンバーが士気を高める。

 拳を天に突き出し、各々がやる気を表していた。

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