表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日々是成長  作者: どこかの人
10月だぜ
209/1341

稲刈りと三色団子

明日はメイド喫茶の日なのに……打ち合わせが…

10月26日。

どうしてこうも…俺は明日の喫茶店のメイド喫茶のために忙しいのにこんなことを…。


「す、すみません…。頼めそうな人は元木様しか思い浮かばなくて……。」


う、うむ……。

ほいよっと……………稲刈りは難しいのだな。


「えぇ、皆さんにも手伝わせてあげたかったのですが…………あいにく忙しいとのことで。」


俺だって忙しいんだよ!


「で、ですが……元木様はなんでも引き受けてくれるので、つい私も頼りがちで。不躾な者で誠に申し訳ないです…。」


あぁ、いや……役に立てるなら良いんだが。

しかし、もう俺の事は元木と呼ばなくても良い。


「どうしても……もう横山なんですね。」


あぁ、横山であり、弾なんだ。

もう元木玄弥ではない…、過去は捨てた。


「そうなんですね………わかりました。」


そうがっかりするな、俺は横山弾であり…元木玄弥なのだからな…。


「さてと、1つ休憩時間を入れましょうか…」


そうしてくれ、俺の体はボロボロになりそう。

なんせ…広大な田んぼなのだからな。












「どうぞ、粗茶とお団子くらいしかお出しすることができませんが。」


いやいや、大丈夫。

これがあれば百人力だな、ふっはっは!


「頼もしいですね。」


これはまた三色団子だな、可愛いぞ!


「三色団子は花見団子の事でも一般的ですね。赤・白・緑の三色には、それぞれに意味が込められておりまして、まずは赤と白は言うまでもなく紅白のおめでたい色ですね。緑が草の色で邪気を払う…という意味です。もう1つは、言葉遊びについてです。赤が春の桜を意味しており…白が冬、つまり白酒。緑は夏の草木の緑を表しております。」


おいおい、秋がないぜ……四季じゃなくなるぞ?


「えぇ、なにかが抜けておりませんか?」


そりゃ…秋がないぞ。


「ですね、そんなことより元木様…お団子とお茶のお代わりはいかがですか?」


おぉ、貰いたい。


「元木様はあと何本のお団子が食べられますか?」


こんなに美味しい団子なら飽きないな!

何本でもイケるぞ!


「今なんと?」


こんなに美味しいお団子なら飽きないな!

何本でもイケるぞ!


「繰り返しありがとうございます。」


なんだよ?


「飽きないんですね…」


そりゃ…うまいからな。


「秋がないんですね…」


うん?


「季節の秋が…無いんですね…」


なるほどな!


「ようやく理解できましたか?」


あぁ、まさかこんなことがあったとはな。

それでこそ…蘇我聖奈さんだ。


「食べ終わりましたら…また稲刈りの再開をしましょうね…今年は豊作です!」


あぁ、そうだな。

さて、ここら辺で1つ紹介しよう。

このお姉さんはだな…夜朧地方のトップの蘇我聖奈さんなのだからな。


夜朧地方は製鉄や農業が盛んな土地でな、いろいろあるわけだが…一番ここに来たとき初めて目に入るのはやはり…夜朧城だろうな。

スゴいインパク……


「元木様は…何を独り言を?」


あぁ、すまないな。


「風見地方の頂点に位置するんですから、しっかりしてくださいね。…最近何だか変ですよ?まだ四十路でしょう。ボケてきたんですか?」


そのようなことは無い。


「ですよね、私も今度…風見へお邪魔しますね!豊かな自然は癒しの空間を作り出しますからね。たまには森林浴も楽しみたいですね。」


あぁ、いつでも歓迎だ。


「さてと、食べ終わりましたね…稲刈りの続きと行きますよ!」


待ってくれ!

食休みをくれっ…でないと…リバースしちゃうぞ。


「こちらも夜朧豊年祭の為にも忙しいんです、収穫するのを手伝ってくださいませんか…。急がすようで申し訳無いのですが。」


わかったよ。

おぅ、怖い怖い。


「何か言いましたか?」


いや、何も…

(聖奈は怒らすとリアルに雷を落とすからな…)


「まったく…………」












ほっ……コンバインがあれば便利なんだがなぁ。

よっ………腰が痛い。

っ……仕方ない!

一気にやるぞっ!仕事はサクッと!

みんなも肝に命じておくのだ!

まあいい、勇がアドリブ効かせてくれるだろ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ