使い魔ニィの気持ち
猫のニィ視点の話です。特にストーリーが進むこともない、本当のおまけ話です。猫好きな為に、ついつい投稿してしまいましたm(_ _)m
僕の名前はニィ。飼い主はアンちゃん。僕のことを家に連れて帰ってくれたのはお父さんだけど、僕としては飼い主はアンちゃんだと思っている。アンちゃんからは、いつも温かい光が溢れ出している感じなんだよ!アンちゃんの傍は1番寛げるんだ!
お父さんやお母さん、お姉ちゃんのことも大好きだけど、やっぱり僕の1番はアンちゃん!僕も昼間は縄張りのパトロールとかで忙しいんだけど、夜はいつも一緒に寝てるんだ。アンちゃんが一人で出かける時や、知らない人と一緒の時は見守るのが僕の役目だと思ってる。何かあっても僕の力じゃあ、守れないかもしれない。でも、助けを呼ぶことはできるからね!
アンちゃんとは、アンちゃんが小さい頃から一緒だった。アンちゃんが中等科に行き始めて、使い魔に望まれた時はすごく嬉かった!猫仲間に使い魔契約を結んでる奴がいて、使い魔になると契約者とずっと一緒に生きていけるって聞いてたんだよね!猫の命が人間より短いことだって知ってる。いつかはアンちゃんの傍に居られなくなるのは、僕だって覚悟していたんだよ。でも、使い魔になったから、最期の時まで一緒に居られるんだ!
『これからもアンちゃんのことを守ることができる!』それは、本当に嬉しいことだったんだ。
僕たち猫の言葉は、人間の言葉とは違う。だから言葉は通じないんだけど、使い魔の契約を結ぶと感情の共有ができるようになった。今までだって、ある程度はアンちゃんの気持ちが分かってた。言葉だって全部は無理でも、お互いにある程度は理解しあえてたんじゃないかな。でも、感情の共有をすると今まで以上にはっきりと、お互いの気持ちが分かる。だから、使い魔の契約を結んだ時、アンちゃんが喜んでくれているのが分かって、僕と同じ気持ちなんだと思うとすごく嬉しかったんだ!
使い魔になってもう一つ嬉しかったのは、学校に一緒に行けるようになったこと!使い魔とはあまり離れたらいけないんだって。だけど、学校の敷地内くらいなら離れても大丈夫だし、始終べったりというわけでもないんだけどね。そこで、他の使い魔たちとも出会った。もちろん、使い魔の先輩たちばかり。たまに使い魔だけで集まって交流もした。僕はもっとアンちゃんのことを守れるようになりたかったから、いろいろとアドバイスをもらったんだ!
使い魔との連携の授業も頑張ったよ。それで、アンちゃんはますます最強になったと思う。アンちゃんに魔法で勝てるのって誰かな?
アンちゃんは高等科を卒業したらレオナルドと結婚することになった。レオナルドというのは、この国の王様の子どもで、レオナルドも王様の次に偉いんだって、使い魔の仲間たちが教えてくれた。レオナルドには何回か王宮で会ったことがある。いいやつだとは思うけど、ちゃんとアンちゃんのことを守ってくれるかな?いつもアンちゃんのことを見てばっかりで、僕みたいに周りに注意を払ってない気がするんだ。周りに立ってる騎士の方が、ずっと守ってくれそうだから、僕としては安心なんだけどな。でも、結婚しても僕とアンちゃんはずっと一緒!
『これからも僕が守っていくから安心してね!』隣で眠るアンちゃんに、そう囁きかけるのだった。
ニャア・・・。
読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m




