ハロウイン12(200文字)
今日はハロウィン。
街には仮装した子供で溢れてる。
が、営業外回りの私には関係ない。
【ピンポーン】
扉が開き、男が顔を出す。
「お忙しい中失礼します。私○○会社の者ですが少しお時間よろしい――」
「おや、大人のお客さんとは珍しい。
どうです? いま仲間と『魔女のかぼちゃパンツとハロウインのかぼちゃの因果関係』について議論していたところなんですが、あなたも一緒に――」
バタン。
扉を閉じた。
日本はハロウインもヘンだ。
最後の一文は是非、トミーリージョーンズで再生してみて下さい。