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タイプX対タイプX

五手目。将は勝利を確信していた。これで終わりだ。アイテムカード、無限の鏡を建設。鏡の中に映し出される戦場が、将の支配力を象徴する。まあ、将がカードを補充しただけであるが、山賊軍団によるさらなる追撃。いつきのライフ残り50。絶体絶命。いつきのライフは風前の灯火。しかし、その時だった。いつきの瞳の奥に、青白い炎が宿る。

終焉の叫びを聞け。奈落の底から来たれ。竜帝ホワイトフレア。いつきは五枚目の塔を建設。そして、魔力電池に蓄えられた膨大なエネルギーと、全魔力ソースを解放した。戦場に、白銀の鱗を持つ巨大な竜が舞い降りた。その咆哮だけで大気が震え、衝撃波が将を襲う。召喚の余波、パワー90の圧力が将を直撃した。将の残りライフ110。さらにいつきは攻撃の手を緩めない。ホワイトフレア、山賊軍団Aを殲滅せよ。白銀の吐息。パワー110の圧倒的な攻撃が褐色肌の戦士たちを飲み込む。彼女たちは光の中に消え、墓地へと送られた。

だが、将は不敵に笑った。無言で墓地からカードを抜き出し、手札に戻す。山賊軍団Aの特性、不滅。破壊されても手札に帰還する。彼女たちは何度でも立ち上がる、まさに不滅の軍団。みごとなパワープレイだな、オイ。だが、俺の計算を超えてはいない。

六手目。将のターン。無限の鏡の効果発動。鏡の向こう側から、勝利を導く札を補充する。デッキから引き抜かれたカードを見た瞬間、将の口角が吊り上がった。破顔一笑。

「ついにこの時が来た。初公開だ。俺のタイプX、竜狩りショウだ」

将が出したカード、それは一人の寡黙な剣士だった。ショウが静かに重厚な剣をひと振りする。ただそれだけの動作で、絶対的な力を誇っていたはずのホワイトフレアの巨躯が、まるで脆い硝子細工のように砕け散った。一瞬の閃光。いつきの盤面を支配していた竜の姿はどこにもない。飛び散る白銀の破片の中で、将は勝利を確信した笑みを浮かべていた。

将の盤面には、最強の竜を屠った剣士が佇み、手札には再び出撃を待つ不滅の美人軍団が控えている。対するいつきの盤面は空白へと戻された。


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