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03「W校長」

 こんにちは、、アームストロングです。


 ショパン&ラフマニノフのピアノ音楽学校「エキスパートピアノ」はショパンが校長をしているのですが、、


ラフマニノフが「俺達はバディだろ?? なら、俺もショパンと同じ校長にしてくれ!!」とショパンに懇願し、ショパンは悩んでましたが、、ラフマニノフがあまりにしつこく攻寄るので、ショパンも折れてW校長をラフマニノフと担うことになりました。


 最近、ラフマニノフは田園散歩の時間を設けているのですが、ショパンの唯一の楽しみらしくて、それを無くさせられる恐怖から、ショパンは断れなかったようです。


ショパン「君も人が悪いな。僕がどれだけ君との散歩を楽し

みにしているか。。クレープ屋さんのイチゴチョコを一緒にベンチで食べながら談笑するのが何よりの至福の時間なのに。それを無くすとか言われたら君を校長にするしかないじゃんか」


ラフマニノフ「俺がそばにいたほうが何かと助かると思うよ」


アームストロング「ラフマニノフがショパンに勝っている所もたくさんありますよね。いつも一緒にいて、良い相乗効果を生んでいますね」


 エキスパートピアノではショパンとラフマニノフの肖像画を玄関入口に大きく飾るために、、ラフマニノフはただならぬこだわりで何度も肖像画を霊界最高の画家「レオナルド」に描き直させていました。


 ショパンは三回で合格を与えていましたが、ラフマニノフは少しでも気になるところがあれば、、徹底的に改良しないと気が済まない性格です。


 ラフマニノフはこだわりが強く、、パーフェクトを目指したいらしいので、、レオナルドも肖像画を仕上げるのに10回は描き直していました。かなり苦労していましたが、報酬が高額なので仕方なく頑張っていたみたいです。


 音楽学校の内装はラフマニノフの好きな紫で統一することになりました。


 ショパンは、ラフマニノフはピンクや紫を好むから変わっていると言っていました。


 かなり不審がってましたが、交換日記をしなくなるからなとラフマニノフに脅され、しぶしぶ承諾していました。


 霊界では生命ポイントといって、生命時計に刻まれたポイントがお金なり、霊界で使用できます。


 ショパンはラフマニノフに毎回、生命ポイントを分けてもらっています。


 いつか自分を超えるピアノ音楽作曲家を生み出したいと思

っているようです。


ショパン「僕たちの音楽学校はモーツァルトとベートーベンのフルビットミュージックを超えられるかな??」


ラフマニノフ「俺たちはピアノ専門の学校だから、超える必要がないだろう。ピアノを愛する人たちを増やし、進化を助けて、教育してあげるのが俺たちの本当にしたいことさ」


ショパン「ラフマ、、モーツァルトたちに誘われているらしいね。。フルビットミュージックの講師ならないかって。ギャラも年間7億生命ポイントらしいじゃん。まさか、行かないよね??」


ラフマニノフ「俺はショパンとずっと一緒にやっていくと決

めたんだが。なんだ?? 俺が行っちゃうのが怖いのか??」


ショパン「……」


ラフマニノフ「意外と寂しがり屋なんだな。そうだ、今日も

一緒の部屋で寝てやろう」 


ショパン「ちょっと!! アームストロングのいる前で言うなよ!! 恥ずかしいだろ!!」


アームストロング「その様子だと毎日、一緒に寝ているみた

いですね。微笑ましいです」


 二人はまだまだ一緒にいることでしょう。


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