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転生お姫様、魔女の村へ行く

ステラに案内されてたどり着いた魔女の村とやらは、とても綺麗な村だった。ステラと同じようにとんがり帽子やローブを着ている。

「ただいま帰りました!」

「あ、ステラちゃんおかえ…り」

ステラのことを迎えた魔女は、後ろのチズを見ると、目を丸くした。

「お前…!誰だい!?まさかステラちゃんになにか…」

杖を構えた魔女をステラは慌てて止めた。

「違うのおばさん!」

「なにが違うんだい!人間は私達魔女の敵、モンスターなんかよりずっと恐ろしい化け物なんだよ!?」

「わかってる…でも、この人は敵じゃない!」

「なんでそう言い切れるんだい!まだこの村が政府に見つかってないからって油断するんじゃなかった…ステラちゃん!今すぐその人間の口封じを…」

「だから!お願い!話しを聞いて!お願いだから!」

「ステラちゃん…」

「せめてばば様に合わせて」

「村長に?」

「ばば様がダメって言ったら諦めるから!」

「………わかったよ。でも、その人間が付けてる武器は外させてもらう。それでもいいね?」

「はい。いいですよね」

「うん。もちろん」

チズは大人しく聖剣を渡した。

「ステラちゃん、こっちへ。人間、ついといで」

「あ、はい…」

そして村で一番大きな家に通された。家といってもほとんどテントのようなものだが…

「ばば様、失礼します」

「ステラ、おかえり…おや、なにか魔女ならざる者を連れ込んだねえ」

(目を開いていないのに…当てた…)

「ばば様、勝手にごめんなさい。この方は、ラカルス国から来た人間です」

「ラカルス…?それはまた新しいとこから…」

「ばば様!この方は人間です。ですが、どうにか!この人を信じてあげてくれませんか!?お願いします!」

「………………」

「ステラ。わかっているのかい?人間が魔女にした仕打ちを…」

「わかっています。わかって言っているのです!この人は今までの人間とは違う!」

「そうかい。わかった。ステラの頼みじゃ仕方ないねぇ」

「それじゃ、ばば様!」

「うむ…」

「ありがとうばば…」

ビュッ

「!」

いきなりチズに何かが飛んできた!どうなるチズ!

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