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弁天少女✩.*˚  作者: 新兎和真
3/3

便所飯その3

弁財天????


「えっ!?弁財天ってあの七福神の?? よりによってなんでトイレ??」


弁財天ってあのきれーな着物着たべっぴんさんだよな??


いや、今目の前にいるのは同じ学校の制服着た変な女子だし。


「そーよ。 まだ見習いだからあの制服(コスチューム)は着られないから私服だけど。 弁財天はトイレの守護神でもあるのよ」


あ、なるほど。


「弁財天になるにはねー、徳を積まなきゃいけないの。要するに人助けね!」


「……人助け」


私は人間が正直好きではない。


「あのう、私はそもそも人間自体が好きじゃなくてですね……それは見ていたのならよくご存知だと思うんですけど」


愛美はキッとした顔になってヒステリックに喚いた。


「ねぇ!? 私がどんな気持ちでずっとあなたを待っていたと思う?

こんなトイレにお供え物する人なんていなくて、弁財天になるチャンスはほとんどないの!

もし、協力しないって言うなら祟ってやるから!」


……祟る!? こいつ神様見習いのくせに脅すのか!?

私は思わず愛美を睨みつけていた。


愛美はハッと我に返ったような顔をした。


それから少しの沈黙が流れた。




「……お願いよ。じゃなければ私は半永久的にひとりぼっちよ」


愛美は半べそかきながら震えていた。



今度は泣き落としですか……。


まあ、1人の辛さはよくわかりますよ。


小・中・高ずっとひとりぼっちだったから。


「……わかった。 協力する」


愛美の顔がパッと華やかな表情になった。


……わかりやすい奴。


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