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番外編 魔法について学ぼう

ここまで超破壊魔法を宿すモノをよんで頂きありがとうございます。


少しでも世界観が伝われば良いと思い書いてみました。


物語とは関係ないので、興味ない方はスルーでも大丈夫です。

やぁ、諸君!最近出番のないミラだ。

今回はそんな私が魔法について色々と紹介しようと思う。


予めいっておくが、作中のミラと私は別物だ。


私は今回限りの特別なミラなのだ!


では早速説明を始めよう。


まずはそうだな…魔法とはどのように使用されるかだな。


最初は簡単に説明をしよう。

魔力を使い、自身の属性を引き出し、魔法とする。

これが大まかな流れだ。


属性とは火、水、風、光、闇の5つが存在する。

私を例にあげると、風と闇を持っているぞ。


人により生まれ持った属性があるが、訓練や環境の変化で扱える属性が増えたりもする。


以上を踏まえて私が良く使う雷魔法を例にあげると、風の属性と闇とを組み合わせ、雷とし、それを魔力で外部に干渉する現象にする。これが雷魔法だ。


闇の属性は変化をもたらす属性だ。風を雷に、水を毒になど、様々なものがあるが、ここで語り尽くすには時間が足りない為省略させてもらおう。


ではなぜ雷魔法を使う者が少ないのか…それは属性を同時に使用できるものが少ないからだ。


複数の属性を体に宿すものは存在するが、闇に限らず同時に使うことはかなり難しいのだ。


では次に魔法陣と詠唱について説明しよう。


魔法陣とはさっき説明した魔法その物だと思ってくれていい。どんな属性を、どれくらい、どんな形で…様々な事柄を事細かく刻んだのが魔法陣だ。


これを正確に呼び出さなければ本来の力が発揮出来ない劣化した魔法とはなる。


そしてその魔法を深く理解することで威力が増したりもする。


例えば火が燃えるには酸素が必要だ。それを理解して火の魔法を使用するか、理解しないまま使用するかで及ぼす影響に変化があるということだな。


であるからして、魔法を学ぶものは深い知識が必要とされるのだ。


そしてそんな魔法陣を呼び出すのが詠唱となる。


詠唱は絶対に決まった言葉でないとならいないわけではない。

大事なのは魔法を正確に連想し、魔法陣を呼び出すこと。


頭で想像しその形を正確に把握できれば、言葉などなんでも良いのだ。


私は詠唱を必要としない。

そもそも魔法陣が必要ないからな。


魔法陣とは魔法そのものであり、詠唱によってそれを呼び出す。


つまりそれらは昔誰かが作った魔法を魔法陣として記録を残し、詠唱により呼び出し使用しているということだ。


魔法を1から作れば魔法陣は必要ないと言うわけだな。


当然作中のミラも雷がどのように出来ているかなど知っているわけではないが、それをどのように扱えば良いかを理解出来ているため、その都度、魔法を作り出せるというわけだ。


まぁ1度出来ればあとはそれをなぞるだけのことだ。

自転車に1度乗れれば次からも乗れるようになるのと似ているな。


では次に進むとしよう。


マスターの時空間魔法などはどうなのだ?ということについてだ。


あれは言わば固有の力だ。

いくら深い知識を得て、魔法陣を呼び出しても、あれはマスター固有の力であるため他者には使用出来ないのだ。


では、時空間魔法が使えれば良いのかというとこれも違う。


いくら時空間魔法の使い手同士で教えあったとしても、マスターは未来を見ることは出来ないし、その逆も然りだ。


同様に私の父ジークが使う紅い雷もまた固有の力。

コリンの記憶を転写するものも同様だな。


固有の力は生まれ持ったものや、血により引き継がれるもの、種族として引き継がれるものなどがある。


ついでになぜマスターが魔法を使えないのか、その秘密を教えよう。


正確には使えないのではなく、魔力を外部に干渉することが苦手なだけだ。


子供が使うような小さな火の玉の魔法を、マスターが発現するためには、通常の数百倍に当たる魔力を練りだし、凄まじい集中を必要とする。

効果も目標に届くまでに自然消滅してしまうくらいの出来損ないだが、発現はできるのだ。


だが、苦手なのにも理由がある。

マスターの中にある破壊の魔法が邪魔をしているのだ。


魔道具なら使用出来るようになったが、魔法となると勝手が違うようだ。


最後に魔力の説明だ。


魔力は生物に備わるものと、自然にあるものの2種類がある。

生物に干渉した魔力は他者にとって毒に等しいものとなるが、その例外的存在が治癒魔法と呼ばれるものだ。


しかし治癒魔法を使える者は作中では出てきていないな。


マスターがよく使う、魔力を拡散させ、周囲を索敵する方法。あれは属性を使わず、また魔力もマスターと繋がっているため、破壊の魔法が打ち消すことはない。


体から離れてしまうとそれは魔法となる為、打ち消される対象となってしまう。


最近では剣に魔力を纏うなんてこともしていたが、剣を触れている=体と繋がっているといった暴論に近い理屈でも可能なのはマスターの努力と卓越した魔力操作の技量があるからだな。


同様にマスターの身体能力が高いのは魔力を使い身体能力を高めているからだ。


天狼であるロアやロイがマスターと一つになれたのにも理由がある。

1つはマスターと魔力を共有するようになったから。

名を付けた時、そういう契約を果たしたというわけだな。


もう1つは超破壊魔法がマスターと融合したこと。


融合前ならロアもロイもマスターと一つにはなれなかっただろうな。


このように魔力とは使い方次第で無限の可能性を秘めたものなのだ。


ふむ、まぁこんなところか。

今回はこれくらいにしておこう。


では私は消えるとしよう。これからも超破壊魔法を宿すモノを楽しんでくれ!ではまた会う時までさらばだ!

よろしければ評価、感想等頂けると幸いです。

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