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何か腹立つな

シンジは朝起き冒険者ギルドさっそく向かった。


そのままシンジは歩き冒険者の看板の前に立ちそのまま冒険者ギルドまではいった。


そして受付の前で並んでいるシンジに陰口など言い始めた。


「何であんな奴が冒険者ギルドにいるんだ?」


「さあ? 貴族のボンボンなんじゃね?」


周りの一部がそんな会話してるがシンジは面倒くさそうに少し憂鬱にしていた。


そんな感じで時間が過ぎて行くとシンジの順番になりやっとかとため息を殺し受付嬢の前にならんだ。


「依頼ですか?」


「違います。」


シンジはそう首を振り言った。


「冒険者ギルド登録でお願いします。」


シンジの前に受付嬢は、はあってそれはそれはって感じで分かりましたって言いここからシンジの冒険者の登録が始まる。


それから受付嬢は基本的な冒険者のルールを説明しだした。


Fランクから最高でSランクまで今では最高到達Sランクは勇者、剣士王、拳王と呼ばれる少数しかいない事など話し、あなたも頑張ってなれるといいですねとシンジに笑いかける。


そう受付嬢の営業スマイルだ。


これは新人に必ず言うようにギルドマスター に言われやる気を促すためだとか・・


単純な男はそれでやる気が出るのだが・・


「はあ? 頑張ります」


「ーー! 頑張ってくださいね?」


受付嬢はそんなシンジのやる気のない反応に少し笑顔をカチって凍らせた。


「うふふ」


シンジのそのやる気のなさそうにそう言われ受付嬢のプライドを少し傷つけたが・・


だがシンジは何かまずったかっと首を傾げ何がまずかったか一瞬考えたがシンジはまったく分からなず考えるのをやめた。


「では次は魔力検査ですね?」


「ははい?」


そう言われシンジは何となく棘を感じる受付嬢にこれ以上何か刺激しない方がいいと感じ何を気をつけていいかよく分からんが返事をしようって決め返事をした・・


それからシンジの魔力を測り凄い魔力量であると受付嬢がビックリしていたがそれは当たり前の事だ。


シンジはそんな受付嬢に多いんだって頷いた。


シンジはちょっと手から魔法放ったり風を操ったりできるかな?ってワクワクしてた。


だがこれから言う受付嬢の言葉一気にその妄想が吹き飛ばされる。


「え? 無属性しかない?」


シンジはその言葉を聞き思わず他の魔法は使えないのって少しショックを受け口をポカーンって空けてしまっていた。


そんなシンジの顔を見て無属性だけでも剣士や槍士などにはなれますからっと励ました。


シンジはその言葉を聞き瞬時に意識を切り替えた。


「僕は大丈夫。ありがとう受付嬢さん」


そんなシンジを見た受付嬢は立ち直りはやって少し驚いていた。


だがシンジは立ち直る理由あった。


そう。仮にシンジが魔法が使えても使えなくても目指す先は決まっている。


それは・・


「最強の武人に・・」


そうシンジは聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟きまたそんな道に進む事が出来る!


って思わずシンジは自分の世界に入りかけたがすぐ意識を引き戻した。


シンジはちょっとボーってしていたが受付嬢の名前や出身地何かを答えていた。


そこで使う武器はと聞かれたシンジは


「拳」


「え?」


「僕の使う武器は拳だ!」


そう拳を握り自分の道を見つめ直し気合いをそう言ったが・・


「ぷ・・」


「え?」


シンジは受付嬢が必死に笑いを堪えてるのを見て何を笑ってるって少しびっくりしつつ怒りを感じた


そして受付嬢に何がおかしんですかって少し熱くなってしまった。


そんなシンジに受付嬢はコホンッて一つさせ説明した。


「えっとですね。拳師を目指せるのは体も心も恵まれた一部の天才、化け物にしかなれないのです。ですからいきなり冒険者登録で俺はなるって宣言されると思わず少し笑ってしまいました。すいません。」


シンジはそう言われ少し感情が落ち着いた。

まあシンジの流派を馬鹿にされた訳でもないので本気でキレてたわけではなくすんなりと受付嬢に言った。


「僕こそ。この世界の事知らず少しムキになってすいませんでした。」


そうあっさり謝った。だが少しシンジは燻られていた。


だがシンジは基本的には物腰のやらかい少年なのだ。


ちゃんと理由をいい謝ってくれればシンジも納得するし必要と感じれば自分から謝る。


シンジはそう言う事ができる少年だ。


「はい。大丈夫です?これで冒険者登録終わったので頑張ってください。」


受付嬢は少し何かシンジの言葉にひっかかたがよく分からず仕事に集中する事にしたようだ。


シンジは軽く会釈しそのまま踵すを返し冒険者ギルド出て行った。



冒険者ギルドの中・・


その頃シンジがギルド出た直後の事だ


「ぷ!」


「ぐ!」


ここにいる冒険者の殆どが笑いを堪えていた。まあその冒険者は殆ど低い冒険者達だが・・


中には中堅の冒険者もいるが。


「もう我慢できねえ!!」


そう一人の冒険者が言うと一切に笑いだした。


「「「「ギャハハハ!!!!」」」」


この冒険者達も初めは何か随分と冒険者の割には細い奴が入ってきたなっと対して注目していなかった。


剣も持ってないし、女を引き連れて来たわけでもないなでシンジに対して興味はなかったがシンジがはなった一言で冒険者達の空気が変わる


そう僕の武器は拳だって言ったことによって・・


最初は何かの聞き間違えかと冒険者達は思っていたが・・


シンジと受付嬢のやり取りを見て聞き間違えた訳ではないと分かりだんだんと冒険者同士が話しだした


「おい!あいつまじかよ!」


「自分で俺は天才だって言ってるもんだろ!」


「な! 何て自信なんだ!」


「も!もしかしてあいつ大物!?」


「いや!あのなりでそれはないだろ!」


そうこうしてるうちにだんだんと話が冒険者ギルドで広まり・・


「まじかよ・・」


「だめだ!腹が!腹が!」


そう笑いだそうとすると一人の冒険者が言った。


「アホか! 新人なんだから笑ってやるなよ!」


そういうとそれもそうだなって笑うのをぐっと我慢してたがシンジが冒険者ギルドに出て行ってから我慢できず笑い出してしまった。


だがそんな様子を少し不満げにみていた奴もいた。


「くそ! そんなシンジを笑ってやるなよ!」


そうあの日酒場であったグラムだ。グラムも初めはシンジが入ってきてお! って思ったが初めの冒険者登録は一人でするものだと見守ることにし頑張れよって見ていた。


だがそんなシンジが俺の武器は拳だっといいだした事にびっくりし固まっていた。無理もない何故ならそれは俺が正に天才だって言ってるようなものだからだ。


この世界で無属性は発展はあまりしてなく素手の体術も技術もなく力任せに殴るだけだけものだ。


だがシンジの古武術はかなり精密に研究され歴代の人々の血と涙を流し形を作って行ったものだ。


この世界とシンジの流派の古武術とでは比べ物にならない


だがそんなのは全く知らない冒険者達は自分が天才だって言ってるようにしか聞こえない。


だがやっぱりグラムはまだ酒場で一日でしかの付き合いでしかないが何故かシンジが馬鹿にされ笑われるのは腹がたった。



この日いたCランクの冒険者の一人


「な! なんだあいつは!」


初めはまったく眼中になく酒を飲んでいた。


これでもCランクでも上位に入ってる冒険者だ。この日パーティ仲間とクエスト成功祝いに酒を飲んでいた。


だからまったくそいつが冒険者ギルドに入ってくるのも気づかなかった・・


この日酒が入ってたからまったく気づかなかったがそれがいかに恐ろしい事か・・


わかるだろ?


拳が俺の武器正に自分は天才発言したと言った奴が冒険者ギルド登録であった奴がいたそうだ


ならそいつを見たくなるのが冒険者ってもんだ!


そうだろ!


最初そいつを見た時は特に何も感じなかった体も大きくなければ強そうに見えないだから俺も一緒に仲間と呑気にさ


「あいつ大物だな!」


って笑っていたのさ。だがそいつを見てると最初は笑って見てた。だがそいつを見てると何か引っ掛かった。それからあいつを本気で観察してると不気味な事に気付いた。


まったく強さが感じられない。


それが俺には凄く不気味な気がした。


そしてなのにまったく隙がないんだ。


俺が後ろから剣を抜いて斬るイメージ何度もしたが俺の剣がさ闇を斬る事しかでないのだ。


そこにいるのにいないような・・


そこに存在してるのに存在してないような・・


は!そんな馬鹿なと俺は笑ったが俺はそいつに上から全てを見られてる錯覚に陥って俺の手からエールを落とした。


「おい! どうしたんだ?」


「・・・」


何だ今のは!?


錯覚か!?


いやそんなはずはない。これでも俺はCランクまで上り詰めリーダーをしてきたんだぞ!


俺はそんな小さなプライドで奴に本気で斬りかかろうと動いた!


だが一瞬俺にだけ凄い膨大な重圧がかっかた!


俺はそこまでして気づいたこいつは・・


化け物だ・・


そしてたちの悪い事に実力者でも気ずきつにくく・・


俺はそこで


っは! って思いついた・・


「も! も! もしかしてあいつ・・」


俺はゴクリと唾を飲み込み言葉を発していた


「わざと実力を隠してるのか!?」


俺はそう思いたった時ゾクリと悪寒し体を震わせた。


何で! 何のために!


俺はそいつが出て行くまで目が離すことがてきなかった。







シンジ


一方その頃凄い化け物扱いを一人の冒険者を受けている時・・


シンジは冒険者ギルドを笑い声を冷めた目で見つめていた。


「・・・」


まるで目が氷のように零度のようにこおりシンジは冷たいオーラを纏いただその笑い声を黙って聞いていた。


それから一言・・


「素手の武術が弱いとでも思ってるのか?

いや違うな。俺を笑っているんだあいつらは・・・」


そうシンジは目を閉じた。


そして目を薄っすらと開け呟いた


「なあ? そうなんだろ!?」


そう薄く笑みを浮かべそのまま夜の冒険者の街をから出た


この日の夜何故か冒険者ギルドの前だけ通るとその住人は凄く寒く何故かその寒さに悪寒を覚え震えが止まらなかったそうだ・・










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