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0を司る者  作者: 理外
4/23

第3話 ビバ!異世界召喚!ババン!

今回も短いです〜





突然、奇天烈な模様と共に発光し始めた

床に生徒達は動けずにいた。



「えっ、えっ、ちょっと何よこれは!」



「おう、おう、最近のCG技術ってのは

すげぇもんだなぁ!!」



「くふっ、くふふ、ぶほほぉ

遂に!遂に!我を召喚しに来たか!

待っておれ!魔王でも邪神であろうと

この右眼に封印されし魔眼にて

全てを焼き尽くして信ぜよう、ふっ。」



「え、何あれ…ガチでキモいんだけど。

何回か死ねよ。」



「・・・・・zzzz」



生徒達が様々な反応している内にも


光はその強さを増していく。


そして模様が浮かびだし10秒。


光は完全に講堂を埋め尽くした。








集会中寝ていた零は

なんだか眩しいなと思い目を開けた

その先には、


先程いた講堂とはまるで違う


辺り一面真っ白な場所にいた。


講堂は木を基本に作られていたため

ワックスでテカテカした茶色が

色の基本だった。


だが、今いる場所は白、白、白。


どこを見ても生徒480人以外は


壁は白、物は何一つない空間であった。



零は視覚から得た情報、


生徒達の話し声、


記憶にある情報


から様々な状況を想定する。


ここは何処なのか??


講堂??ではないのは明らかだろう。


ペンキで塗った??


試しに足を床に落とし木製ではないこと

を確認しその可能性は消した。


少なくとも学校にこんな施設はない。


では皆で何処へ移動した??

もしそうであればある程度時間は

経過しているはず。


スマートフォンで時間を確認しようと

してポケットに手を入れる


無い…。


何故だ?基本的にこの学校は緊急時の対策

等も含めてスマートフォンの使用を許可

されている。


だから生徒は基本的にポケットに入れ

持ち歩いているにも関わらず、


やはりどれだけ探しても見つからない。


周りを見渡すと同じくスマートフォンを

取り出そうとして、無い!無い!と

叫んでいる者もいた。


何故だ??


見慣れない場所といい、

消えたスマートフォンといい、

なんなのだ?


そして気づく。


今ここにいるのは生徒480人なのだ。






教師がいない。






嘘だろ…。


この異常な状況の中で先導する者が

いないとなると、混乱する事くらいは

火を見るよりも明らかだ。



そして最後の可能性が頭に浮かぶ。



異世界召喚??


いや、流石にそれは無いだろう…


だが微かに聞こえたのだ。


CG技術は凄い。


遂に我を召喚しに来たか!と。


趣味で読んでいるライトノベルに非常に

酷似している。いや、し過ぎている。



そこまで考えついたその時、




バタンッ!!



音が聞こえた方へ顔を向けると


白ではない若干青みがかった恐らく空!

髭を綺麗に整えた2mはありそうな

筋骨隆々な男性とその横に、




まるで女神。



160㎝無いくらいの綺麗で真っ直ぐな

金色の髪を腰辺りまで伸ばし、


透き通った、まるで、純白の肌。

ほんのりと赤みを帯びた頬


パッチリとした目は若干上がり目で

どこか強さを感じさせる表情をした

女性であった。



美しい。



その場にいた全員が満場一致の意見で

あった。

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