第2話 全校集会
今回短いのと、ほぼギャグです。
講堂に1ーEクラスが来て、
全校生徒480+教師150人が集まり
各クラスの委員長が点呼をとり、
確認し終わった頃、
生徒会副長の上田 慎太郎から声が響く。
上田 慎太郎は典型的なしっかり者であり
まるで某漫画、黒◯のバスケにでてくる
緑◯の様な人である。髪の毛はもちろん緑。
そしてバスケ部副部長でポジションは
シューティングガードである。
いゃ、被りすぎやねん…
↑
ナレーション心の声。
「皆さん、おはようございます。
暑い夏も過ぎ時折残暑に苦しめられる
日もあるかと思いますが、また元気な
顔を見られて安心なのだアッ……ン、ッンン
安心しております。
して、先ずは校長先生からの挨拶です。」
生徒の声。
「なぁ、安心なのだアッてなんだよ笑」
「うるせぇよ、口癖がでたんだろ笑
あんま言うなよ、笑いがとまらんなるわ笑」
「いや、でも、アッてやばいだろ笑」
「やばいけど、黙ってろって笑笑
聞かれたら殺されるわ笑」
閑話休題。
校長先生の挨拶
「えー、皆さん、おはようございます。
以上です。」
くっっっっそ、短い。なんと5秒。
こんなに短い校長先生の挨拶
全国どこをさがしても居ないであろう。
この挨拶のおかげかどうかは知らんが
この学校での教師ランキングで校長先生は
堂々の6位である!!!ババン!!
へ?しょぼい?
6位だよ?
150人中6位だよ!!!
63歳ハゲの加齢臭が6位だよ!!
快挙でしょぉぉ! はい。
そして、校長先生の挨拶が終わり、
夏休み中の部活動やらなんやらの
表彰があり、校歌をうたい
始業式を締める為、
もう一度加齢臭が、
いや校長先生が前に出始めたその時、
それは起きた……。
ブッブブゥゥ
始業式恒例行事。
英語担当
キャバリア・ナオラッペ先生による
静まり返った中のオナラである。
この行事自体が既におかしい事は
全国生徒、教師含め、みな分かっている
事である。だか、凄いのは
この異常自体に誰も反応せず、
その後教室に戻っても誰もこのナオラッペ
のオナラの話をしないのだ。
これはこの学校七第不思議の一つである。
そのオナラの音に合わせ
ゆっくりと加齢臭が前でて
言葉を発する。
「これにて終わります。」
やっぱり短い。
そして3年生から順に講堂から出ようと
後ろを向いた途端。
講堂の床に奇天烈な模様が浮かび上がり
それが発行し始めた。